右のすねにかさぶた一個
すなわちすねに傷持つ身であります
さあ寝ようかと思ってズリとベットの角で擦るのです
ほぼ半年一度の辛いこの事がなければ
どんなに良いでありましょう
何かどうも決まった行動様式が有るようでありますが
まだ解析が済んでおりません
自分の事と言うのはなかなか分からないものなのであります
すねに傷持つというのがどの位のものなのかと言うと
普段は大したことは無いのです
風呂に入ったときにしみる と言った程度でありますから
それでもこれから入るぞと覚悟しなければなりませんし
うっかり用心せずに入ったときの苦痛はそれは涙が出るのです
少し時間がたってかさぶたが出来たりすると
季節がら脛を出して歩くわけでありますから
これは恥ずかしいのであります
いい年をしてとまでは言われませんが
どうしました などと言われると
一応事の顛末を説明しなければなりませんし
私も有ります などと相槌を打たれると
急ぎますからとはなかなか言えないものなのです
なにせ ももも加担して足元にうずくまっておるのですから
とは言うもののもうすこしの辛抱です
この先はかさぶたを無理に剥がしたりしない事です
うっかりやってしまうのです
昔からのくせです