6月15日
日経平均 2万2851.75円(+113.14円)
TOPIX 1789.04(+5.15)
出来高 16億8394万株
長期金利(新発10年国債) 0.035%(-0.005)
1ドル=110.51円(0.59円安)
6月11日 2万2804円 11億3204万株 1兆9134億円
6月12日 2万2878円 12億3809万株 2兆3089億円
6月13日 2万2966円 11億9857万株 2兆2489億円
6月14日 2万2738円 14億9745万株 2兆4018億円
6月15日 2万2851円 16億8394万株 3兆0791億円
■株探ニュース 2018.6.16
2週続伸・一時2万3000円回復、急速なドル高・円安が追い風3週ぶり大幅反発、米株高・円安・外国人買いが追い風
今週の株式市場は、急速なドル高・円安を追い風に日経平均株価は2週続伸、一時2万3000円大台を回復する場面もあった。
6月12日は円安進行が追い風となる中、海外勢の買いも入り日経平均は寄り付き直後に一時2万3000円大台を回復。
その後は米朝首脳会談を横にらみに乱高下したものの、プラス圏で着地した。
14日は米利上げペース加速が強まったFOMCを受けた米株安や為替が円高方向に振れたことを受け、日経平均は4日ぶりに反落した。
週末の15日はECB理事会の方針を受けた欧州株高や米ナスダック指数の最高値更新に加え、為替市場でドル高・円安が急速に進んだことが好感され終始買い優勢の展開となり、日経平均は反発した。
東証1部の売買代金は活況の目安とされる3兆円を約2週間ぶりに上回った。
日経平均株価は、前週比157円高の2万2851円と2週続伸して取引を終えた。
一時2万3000円大台を回復したものの、その後は戻り売り圧力で伸び悩んだ。
週間の値幅は344円と、前週の523円から縮小した。
目白押しだった重要イベントを通過した来週は2万3000円大台を巡る攻防となりそうだ。円安がさらに進めば大台超えが期待できそうだ。
6月11日(月) 反発、商い低調も円安を好感し一段高
日経平均 22804.04(+109.54) 売買高11億3204万株 売買代金1兆9134億円
6月14日(木) 4日ぶり反落、米株安と円高を嫌気し安値引け
日経平均 22738.61(-227.77) 売買高14億9745万株 売買代金2兆4018億円
6月15日(金) 反発、欧州株高やナスダック最高値でリスク選好の買い
日経平均 22851.75(+113.14) 売買高16億8394万株 売買代金3兆0791億円
■モーニングスター 2018.6.16
「債券→株式」流れ強まる―日本株の需給良好、欧米、金融政策正常化へ
各国中央銀行が金融政策を更新する「ビッグウイーク」を、株式市場は無難に通過した。
今週(11~15日)は12日の取引時間中に日経平均が2万3000円台に乗せたものの、週後半は伸び悩んだ。
とはいえ、週末の終値は2万2851円(今週末比157円高)に値上がりし、3月末の2万347円をボトムとする戻りの歩調を着実に強めている。
需給面では、2市場の信用買い残が今週(8日申し込み時点)は1000億円超減り、信用倍率が4.03倍(前週は4.30倍)に改善。
また、裁定買い残の水準も直近ピークの2.69兆円から足元では2兆円強の水準まで整理が進み、潜在的な売り圧力も薄まりつつある。
日経平均の想定レンジは2万2650~2万3450円とする。
下限は、緩やかに上昇する25日移動平均線(15日は2万2653円)を参考にした。
また、累積出来高が比較的多い2万3600円より上では戻り売りの圧力が高まりそうだ。
6月第1週(6月4~8日)の投資部門別売買動向によると、現物株は外国人が5週ぶりに買い越した。
個人は3週ぶりの売り越し、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の動きを示すとされる信託銀行は2週連続の買い越し。
現物と先物で合計した、より純粋な投資家動向は外国人が3週ぶりに買い越した。個人は3週ぶりの売り越し、信託銀行は2週連続の買い越し。
朝日新聞 2018.6.16
■来週の市場は/米貿易摩擦問題が焦点
来週の東京株式市場は、トランプ米政権の貿易摩擦問題が焦点となる。
貿易戦争への発展が懸念されれば売り材料となる。
日経平均株価は2万2000円台を中心に推移しそうだ。
保護主義の姿勢を強める米国に対する欧州連合(EU)や中国の対応が注目される。
市場では「EUが20日にも対抗措置を打ち出す可能性がある」との見方が多い。
18~20日にポルトガルで開催される欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムでの黒田東彦日銀総裁らの発言や、22日の石油輸出国機構(OPEC)定時総会での協調減産延長を巡る議論も売買材料。 (共同)
先週は、心配された国際情勢を上手にこなし、一時的とはいえ2万3000円の大台を回復した。
売買代金は、3兆円超に達し、商いも膨らんだ。
今週、日経平均株価の2万3000円の大台回復を期待したい。
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朝日新聞 2018.6.13
米朝会談を好感/東証 一時2万3000円台回復
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米朝首脳会談で朝鮮半島情勢が好転するとの期待で12日の東京株式市場は日経株価が一時、200円超値上がりし、取引時間中としては3週間ぶりに2万3000円台を回復した。
終値は前日終値より74円31銭(0.33%)高い2万2878円35銭で、2営業日連続で上昇した。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同5.98ポイント(0.33%)高い1792.82。
出来高は12億3千万株。
会談への期待から幅広い銘柄が買われ、両国首脳が合意文書に署名するとのニュースが伝わると、上げ幅が拡大した。 (大和田武士)
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朝日新聞 2018.6.12
コーラも ラテも ノンアルも/透明飲料多彩
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飲料メーカー各社が無色透明な飲料を相次いで売り出している。
コーラやノンアルコールビールなども「水」のように見えるのが特徴だ。
健康に良さそうな見た目が受けているうえ、職場などでも周囲の視線を気にせず飲めるようにして市場を広げる狙いもある。
コカ・コーラシステムは11日、「コカ・コーラ クリア」 (500ミリリットル、税抜き140円)を売り出した。
コカ・コーラブランドとして初の透明飲料という。
黒いカラメルは使わず、様々な香料や、果汁を加えコーラの風味を実現。
強炭酸とレモン味の爽快感ある味わいで、カロリーはゼロにした。
液体に色がある甘い飲み物は、同僚の目が気になるという声もあり、職場でも飲みやすい見た目を目指した。
担当者は「場所や時間を気にせずに飲んでもらえたら」と期待する。
サントリービールは、透明なノンアルコールビール「オールフリー オールタイム」(380ミリリットル、想定価格150円前後)を19日に発売する。
ビールの黄金色のもとになる麦芽を抑え、透明にした。
ノンアルコールビールは酔わずにリフレッシュできる飲料として定着化してきたが、市場の伸びは鈍化している。
「液体がビールの色だと、オフィスでビールを飲んでいるように見える」(マーケティング担当者)ことから透明にこだわった。
持ち運びしやすいペットボトルを採用した。
無糖炭酸水のブームも取り込みたい考えだ。
アサヒ飲料は透明なカフェラテ風味の「クリアラテ from おいしい水」(600ミリリットル、税抜き124円)を5月に投入。
低カロリー、カフェインゼロで、担当者は「健康志向の人でも、気にせずごくごく飲める」と話す。
年間の販売目標の3割を、発売から3週間で達成した。 (長橋亮文)