保全センターの谷戸にはさまざまな虫がいる。
斜面の木のまわりを飛んでときどき葉に止まっているのはイチモンジチョウだ。
スイカズラの葉に卵を産もうとしているのだろうか。
蜂のほうは蝶のようにヒラヒラではないが、あちこちの葉の上を飛んで廻っている。
クロハラヒメバチのようだ。
卵を産み付けようとスズメガの幼虫を探しているのかもしれない。
池の方に目をやるとアシナガグモの仲間がいた。
葉の裏にいたのが移動しようとしている。
向こうに同じぐらいのがいて、さっと組み合った。
細い蜘蛛の糸の上で縄張り争いか何かとも見えたが・・・交接らしい。
たぶん上が雌で下が雄だ。2分ぐらいで離れていった。