
瀬谷市民の森の入り口近くに、しばらく前からツルボが咲いている。

ツルボ(キジカクシ科 旧ユリ科)
角の先に花序をつけ下の方から咲いていく。
旧ユリ科らしく花被片は6枚、雄しべも6本の小さな花だ。

ツルボの花にはハラナガハナバチの仲間がよく来ている。

ツルボのところから少し奥へ、湿地ではイヌタデをほっそりした花が群生していた。

細長く伸びて垂れた茎に白い花がポツポツと付いている。ボントクタデ(タデ科)だ。

3mmぐらいの萼が5裂した中に8本ほどの雄しべがある。

実ると萼が次第に紅くなってくる。
そのせいで一瞬ミズヒキかと間違うこともある。