市民の森へ向かう途中の団地の原っぱでムクドリの群れが食事中であった。
ムクドリは大なり小なり群れを作って行動している。
一方、ツグミは大抵の場合ひとりで行動している。
同じ場所に2羽でいたとしても群れではなくてたまたま一緒になっただけのことだ。
上瀬谷の米軍通信隊跡地の原っぱにもツグミがいた。
餌を探すでもなく立ち尽くしている。
よく見ると離れた所に、もう一羽のツグミがいた。
こちらも動く様子を見せない。
どちらも口をつぐんで微動だにせず、互いを気にする風もない。
というか相手を無視して、わざと距離を保っているようにさえ見える。
ツグミは渡りの時には集団で移動し越冬地ではバラバラに行動するらしい。
この原っぱは帰るときの集合地になっていて、仲間たちが集まるのを待っているのかもしれない。
何日かけて集合するのだろう。その間に食事はするのか。全員そろったかどうかの判断はどうするのか。
観察研究すれば面白いだろうな。どなたか先輩がやっておられるに違いない。