
気象庁は、きのう東京でのソメイヨシノの開花を宣言した。
丹沢のふもと、田んぼの向こうに桜が見える。

ここは蓑毛の「わくわく広場」。平成24年に桜ともみじを植樹して整備されたそうだ。

玉縄桜、おかめ桜、陽光桜、染井吉野、八重桜など4月中旬まで楽しめるという。
今回は行っていないが近所には薄墨桜が咲く場所もある。

玉縄桜はソメイヨシノの早咲きを大船フラワーセンターで育成した品種だ。

おかめ桜は秦野水無川の河川敷にも植樹されて菜の花との共演が見事で2年前に見に行ったことがある。

わくわく広場の近くの蓑毛運動公園には、春めき桜が咲いていた。

春めき桜は南足柄で育成された品種で、狩川の両岸が桜並木になっている。

車道を渡って自然観察の森に行くとマメザクラが咲いていた。

マメザクラは箱根や丹沢などで見かけることの多い野生種で、名前の通りに小さな花だ。

帰りに弘法山に立ち寄るとヒカンザクラ(緋寒桜、カンヒザクラ)が咲いていた。

濃い色の花が下向きに咲くのが特徴だ。
お花見というと圧倒的に染井吉野だが、ほかにもさまざまな桜が目を楽しませる。