四季の森公園にウラシマソウ(サトイモ科)が群生していた。
ウラシマソウは葉柄が長く伸びるので仏炎苞は葉陰になる。
浦島太郎は日傘を差して釣りをしているようだ。
ウラシマソウと同じ林縁の少し先にはアマナ(ユリ科)が咲いていた。
春の早い時期に咲き、スプリングエフェメラルに近い花だ。
ユリ科らしく花の作りは3の倍数。花被片は6枚、雄しべは6本で雌しべの柱頭は3稜がある。
ショウブ畑の近くに黄色い花が咲いていてなんだろうな? スイセンに似ているがちょっと違うか。
後で調べると、ナルキッスス・ブルボコディウム(ヒガンバナ科)だと分かった。
やはりスイセンの仲間で、ペチコート水仙とも呼ばれているらしい。
なるほど副花冠がずいぶん発達しているから名付けられたのだろう。