上瀬谷の畑。ここは大根を栽培していたようだが、何故か取り残している。
美味しそうなので引っこ抜きたいところだが。
そばの畦にはホトケノザがいっぱい咲いている。
このあたりでは、晩秋から冬にホトケノザが旺盛に咲いていることは珍しくない。
花の下に葉がある様子が仏様の蓮華座に似ているというのでホトケノザと呼ばれたそうだ。
咲き残りのハキダメギクも。ここではちょっと遠慮がちだ。
そういえば春の七草の中にもホトケノザがあった。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草。
最後のスズシロは冒頭の大根のことだが、ホトケノザは今回のホトケノザとは違う。
春の七草のホトケノザは、春に咲くこのコオニタビラコのことだ。
葉が放射状に広がっているところを仏の座(蓮華座)に見立てたようだ。