上瀬谷の畑のあたり、何かの木で枯れ葉がいっぱいの中に紅いものがポツポツと見える。
カラスウリの実が熟している。
この周辺を歩いていると、蔓が下がって数個の実が付いているのをよく見かける。
しかし、このように木全体に広がって数が多いのは珍しい。
面白いなと思って見ているうちに、枯れ葉の奥に何かかたまりがあるのに気づいた。
保護色的になっていて最初は見えていなかった。
30cmぐらいの大きさがあるハチの巣だ。コガタスズメバチの巣であろうか。
葉が茂った夏の間は周りからは隠れていたかもしれない。
でもハチの出入りは観察できたはずで、畑作業の人は気づいていたに違いない。
もう巣の中に生きたハチはいないし、来年になっても巣として使われることはないだろう。