
秦野を流れる水無川は丹沢山系・塔ノ岳あたりを源流としている。

塔ノ岳、鍋割山、丹沢山への登山口である大倉の付近一帯が県立秦野戸川公園として整備され、
1997年の開園以来県民の憩いの場になっている。
パークセンター(ビジターセンター)前の広場に今はチューリップが満開で河津桜もきれいだった。

公園内には子供の広場、バーベキュー場、多目的グラウンド、自然観察の森などもありさまざまに楽しめる。

冒頭の風の吊り橋を渡ると山岳スポーツセンタや自然観察の森、観察池などがある。
今回は時間がなくてゆっくりとした自然観察は出来なかったが、吊り橋を渡ったところの花が目についた。

オキナグサだ。絶滅危惧種の一つのようで見かけることが少ない。前に見たのもここだったかもしれない。

キンポウゲ科らしくシベがいっぱいだ。
この様子だけでは、なぜ翁草かよく分らないが・・・

花も葉も茎も白い産毛に覆われている。

15年以上前に見たオキナグサの実。
なるほど白い髭、白髪が見事な翁で、同じキンポウゲ科のセンニンソウに通じるものがある。