瀬谷市民の森の入口近く。
そんな場所にもキンランの蕾が見られて、けっこう増えているのかも知れないなどと感じていた。
その近くには、長く伸びた茎の先に白いツリガネ状の花をつけているのが何株もあった。
久しぶりのツリガネズイセン(シラーカンパニュラータ)だ。
ヨーロッパ原産の園芸種が、こんなところに飛んできたようだ。
1週間後、上瀬谷のリトルリーグ球場の近くでは、こんな白い花が咲いていた。
オオアマナと言って、やはりヨーロッパ原産で明治時代に逸出したらしい。
花が二重になっているように見えるが、内側のは雄しべだ。
雄しべの根元の方が広がっているので、内側にも花被片があるかのように見える。
王冠に見立てる向きもあるようだ。
オオアマナという名前になっているがキジカクシ科で、ユリ科のアマナとは花の形も付き方も違う。