
先日の小山田緑地は、その前に町田市図師小野路歴史環境保全地域の谷戸を歩いていた。
まず最初は五反田谷戸そして神明谷戸から奈良ばい谷戸と回った。

どの谷戸も、そろそろ田植えの準備を始めるのかなというような状況だった。
畦には、さまざまな草花が咲いていた。おいおい記事にしたい。

一番たくさん広がっていたのは、この紫色の花。ムラサキサギゴケだ。

上唇は二裂し大きな下唇は三裂している。中央部が隆起して黄色い斑紋があるのも特徴だ。
トキワハゼに似ているが、花は少し大きく地面を這うように茎を延ばして広がる。

白い花が混じっている場所もあった。

シロバナサギゴケだ。
ムラサキサギゴケと2種類がたまたま同じ場所に咲いているだけなのか、
ムラサキサギゴケから時によってシロバナに変異するのか、よく知らない。
前に横浜市青葉区寺家でもシロバナサギゴケを見た。
その時はシロバナサギゴケとムラサキサギゴケが別の畦で広がっていた。

ムラサキサギゴケの蜜を吸っているチョウがいた。ミヤマセセリだ。

ミヤマセセリは3年前に宮ヶ瀬と石砂山で見て以来だ。