
瀬谷市民の森では2、3週前からキランソウが咲き始めた。

ロゼット状の葉の中心からいくつもの花が地面近くで咲いている。
その様子から地獄の釜の蓋などとも呼ばれたらしい。
前には市民の森のところどころで見かけるという感じだったが、今は森のあちこちに広がっている。

キランソウは長く咲いているが、今の短い期間だけ見られるのはフデリンドウ。

落ち葉の間からちょこんと顔を出す感じなので、うっかり歩いていると踏みつけそうだ。
ここは毎年固まって見られる場所だが、市民の森の広い範囲でポツポツと咲いている。
あれ、こんな所にも咲いていたんだ、と気付くのも楽しみだ。

曇りや雨の時は花が閉じてしまうのだが、この日は晴天でしっかり咲いていた。
茎が枝分かれするので数輪の花をつける。

しかし中には10輪以上がひしめきあう大株もあっったりして面白い。