標高・約1300mの天神平からリフトに乗って天神峠に向かう。
下に天神平とロープウエー駅があり、谷底に見える白いのが土合口のロープウエー駅だ。
そして向こうの山は天神平でも見た朝日岳など三山。
そして谷川岳がすぐそこに見える。
尾根道を行くと標高1977mの頂上まで3時間ほどらしい。
一の倉沢で見た岩肌を登るのに比べると楽そうに見えるが、安易に歩くと事故のもとだろう。
谷川岳は双耳峰で手前が「トマノ耳」そして奥が「オキノ耳」と呼ばれオキノ耳が1977m
トマは手前、オキは奥の意味で、水上から見た位置関係で呼ばれるようになったらしい。
リフト駅の直ぐ傍に二つの神社があった。
一番手前の鳥居が弁財天のもの、奥の二つが天満宮のものだ。
今は草が伸びているが、この鳥居を入ると小さな池があり、奥に弁財天の祠がある。
5月ごろ池のあたりにはミズバショウが群生するそうだ。
そして、こちらの狛犬もいる鳥居をくぐると、ごつごつした岩の奥に天神様が祀られている。
このあたりを天神峠と呼ぶ所以だ。
天満宮の境内を回るには岩場があって一苦労だ。
目を東の方に向けると尾瀬や日光に近い2000m超の山々が見える。
左のピークが至仏山、少し右へ行ったピークが笠ヶ岳、さらに右端は武尊山だ。
残念ながらどこも登ったことはないが、眺めているだけでも気持ちが良い。