四季の森公園の谷戸には大きなコブシの木がある。
ちょうど満開で青空に映えた。
キクザキイチゲが数輪咲いていたほか、カタクリは花盛りだった。
カタクリの写真は割愛して、南口広場に向かった。
多くの人たちがテント持参でのんびりと花見を楽しんでいる。
フリーマーケットもやっていた。
あまり売れているようには見えないがのんびりとしたものだ。
その一角で子供など多くの人を集めていた。
ポン菓子だ。爆弾など地方により呼び方は違ったかも知れない。
子供のころ近所に回ってきて、お米を持っていくとポン菓子にしてくれた。
戦後の貧しい時代の子供たちの大いなる楽しみだった。
釜にお米を入れ回転しながら加熱し、釜の中の圧力を上げていく。
昔は炭火などで加熱しながら釜を手回ししていたが、今は加熱はガスで回転は電気だ。
圧力計を見て良い頃合いに釜をハンマーで叩くとボーン。
盛大に破裂して、あたりは煙みたいな水蒸気で真っ白になる。
しばらくして煙が消えると・・・
篭の中にポン菓子がいっぱい。
ポップコーンのような甘い味付けがしてなくても、昔の子供には美味しいお菓子だった。
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