少し前に行った小野路。
鎌倉時代から大山道をはじめ、いくつかの街道がこの付近につながっていたようだ。
そして江戸時代後期には宿場らしいたたずまいが見られるようになったらしい。
今も当時の旅籠や名主や商店などの名残をみせる屋敷がいくつも並んでいる。
「角屋」という昔の旅籠は改修整備されて「小野路宿里山交流館」となっている。
小野路宿の歴史・自然・文化に触れられる拠点であり、休憩もできる。
その建物の前を流れる細い川にハンゲショウ(ドクダミ科、半夏生 半化粧)があった。
葉が少し白くなっているが、あれから日がたったので今はもっと白くなっていそうだ。
半夏生とは七十二候の一つでざくっといって今の7月2日頃のこと。
半夏が出てくる頃ということで、その頃を半夏生と名付けた。
半夏とは何かというとカラスビシャク(サトイモ科)のことだ。
大和のふれあいの森に、オオハンゲ(サトイモ科)がたくさん咲いていた。
オオハンゲはカラスビシャクに比べてかなり大きい。
肉穂花序の付属体が長く伸びてウラシマソウと似ているが釣り糸ほどは垂れ下がらないところが違う。
こじんまりとした宿場町ですね。
「小野路宿里山交流館」前の流れにしつらえられた、ハンゲショウの植え込みが
良い雰囲気ですね。2018年の半夏生は7月2日だそう。
そのころはすっかり白くなって、雰囲気も変わって見えそうですね。
ハンゲことカラスビシャクもしばらく見ていませんが、ふれあいの森には
オオハンゲが咲いているのですね。フッキソウのある辺りですか。
ふれあいの森も随分長いこと行っていませんが、以前、アジサイが咲くころ
行ったときは気づきませんでした。
大山詣では宿場町の発展に大きな影響を与えたかもしれませんね。
ハンゲショウは泉の森にもありましたが、今年はどうなっているでしょうか。
ふれあいの森にオオハンゲが咲くのを初めて知りました。
というかオオハンゲというものがはじめてでした。
場所はフッキソウやクリスマスローズがあるあたりです。
ふれあいの森も季節ごとにいろんな種類の花が見られて楽しめますね。