伊勢原市・大山小学校の近くの林道脇の斜面に白っぽい花が見えた。
斜面を守るために張られた金網の間から伸びた草木に蔓を絡ませて広がっている。
シロバナハンショウヅル(キンポウゲ科)だ。白花というものの少し黄色がかっている。
紅紫色のハンショウヅルとともにセンニンソウ属つまりクレマチスの仲間だ。
花は2~3cmぐらいで4枚の萼片の内側にはたくさんの雄しべと雌しべがある。
3出複葉が対生する葉腋から花が下向きにつく。
萼や花茎などにたくさんの産毛が生えているのが見える。
秋になると果実が髭もじゃとなるらしい。
和製クレマチスですね。素適です。
直に見たことがなく、いつか会いたい花の一つです。
花のころは産毛、実になると髭面なのですね
クレマチスの原種としては日本原産のカザグルマなどが主たる貢献をしたようです。
この仲間たちは髭面をお洒落と思っているようです。