横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

西表島、原生林には入らず

2016-04-24 06:18:45 | 旅行



ノアサガオ(ヒルガオ科) 琉球アサガオ
竹富島の後、船で西表島に渡った。
西表島は石垣島より大きいが島のほとんどは山地で90%以上が原生林だ。
人口も5万人に近い石垣島に対して2300人程度だ。

ツアーでは原生林に入らないのでイリオモテヤマネコなど珍しい生物には会えない。

どの島でもハイビスカスやブーゲンビリアがたくさん咲いていたが、
それ以上にいたるところで蔓を延ばして咲いていたのが琉球朝顔だ。






パパイア(パパイア科)
今回のツアーでは食事場所や見学場所の前庭などで花や実を見ることも多かった。
パパイアもあちこちにあって、実をつけているのもあった。






モンパノキ(ムラサキ科)紋羽の木
ちょっと変わった木はモンパの木という。
ここは植えられた風情だったが、ほかの場所で海岸に自生しているのも見た。






枝先には大きな葉がいっぱいで、これまた大きな花序に小さな花がいっぱいだ。
白い花は5mmほどの釣鐘型。既に小さな実もいっぱい生っていた。






ニンニクカズラ(ノウゼンカズラ科)
薄い青紫色の花と白い花が蔓を延ばして広がっていた。ニンニクカズラだ。






葉などを揉むとニンニク臭がするらしい。英名でもgarlic vineという。
花は4cmぐらいの漏斗状で数個ずつまとまって咲く。





花の色はだんだん薄くなり最後は白くなる。






ホシアザミ(キキョウ科) イソトマの仲間
アザミのような鋸歯の細長い葉の間から長い漏斗を伸ばし、白い花が咲いていた。
近所では園芸種として見るイソトマの仲間でホシアザミという。






5裂した花冠は3cmぐらいとけっこう大きい。






琉球アサガオと同様に広い範囲で見られるシロバナセンダングサの花に、
ベニモンアゲハがやってきて蜜を吸っていた。
ジャコウアゲハに似て胴体が赤い。





後翅の白い紋からベニモンアゲハと分かる。



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