山中湖の南岸の旭日丘は周辺道路から須走、御殿場へ向かう道路の分岐点だ。
駐車場の左の方の大きな木に白っぽいものがたくさん付いていた。
クマシデ(カバノキ科)の実だ。
小さな葉っぱが集まったような形だが、中に種子を抱いた果苞の集まりなのだ。
旭日丘のバスターミナルから道路を渡ると湖畔緑地公園があって、さまざまな草木が見られる。
ウバユリはまだまだ蕾の状態だ。
秋には紅葉がきれいな公園だという。
シジュウカラが遊ぶのを楽しみながら歩いていると白い花の木があった。
ノリウツギ(アジサイ科)だ。まだまだ蕾も残っているようだ。
虫たちに人気があるようで、いろんな種類がいる。
ハナバチは花から花へ飛び回っている。
コアオハナムグリなどコガネムシの仲間もいる。
そしてキタテハの姿も。あまり動き回らないで、この花に腰を落ち着けている雰囲気だった。
爽やかな涼感をいただきました。
忍野八海はずっと以前に初めて行ったときに、あまりの水の美しさに
息をのみ感動で胸いっぱいになったのをよく覚えていますが、
その後ちらと立ち寄ったときには国内外(特に海外)からの
観光客がいっぱいで、静かに楽しむことは全く無理という状態で、
そそくさと立ち去りました。
今日の夕刊に、忍野八海の湧池に観光客が投げ入れたコインを
ダイバーが拾い掃除をしたという記事が載っていましたよ。
美しい水があるとコインを投げ入れたくなるのは何故でしょ。
ノリウツギは実物に会ったことがないのですが、いろいろな種類の
虫たちが集まってくるのですね。
公園や庭で楽しむ一般的なアジサイにはあまり虫が集まっている
様子を見たことがないのですが。
私は初めての訪問でした。
水は大変綺麗だと思いましたが休日でもあり、
観光客など人がいっぱいで、ゆっくり楽しむ風情ではありませんでした。
中心部以外の池だと平日で良い風情の時もあるかも知れません。
人がいっぱいの中池のところにはコインを投げ入れたら罰金と書いてありました。
それでも投げる人がいるのですね。
ノリウツギは少し郊外に行かないと見られませんが、いろんな虫にとって魅力があるようです。
アジサイより蜜が多いのでしょうか。