横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

ウエルカム

2018-03-26 07:16:34 | 日記



よこはま動物園(ズーラシア)の隣で、里山ガーデンフェスタをやっている。
昨年、都市緑化よこはまフェアを開催したところだ。
今年も大花壇には花いっぱいだ。






正面入り口で赤と薄紫の花に目を引かれた。






プリムラ・ビアリー(サクラソウ科)という花だそうで、
赤い萼の蕾から薄紫の花が出て、だんだんと咲き上がっていく。






ウエルカムガーデンに人が集まっていた。日曜日なのでイベントをやっている。






三上真史さんといっしょに行う「ウエルカムガーデン」づくり というイベントだそうだ。

近隣の学校の小学生が三上さんと一緒にウエルカムガーデンを完成させる。
三上さんは俳優でNHK・Eテレ「趣味の園芸」のナビゲータとしても知られていて、
横浜の花と緑をPRするアンバサダーでもある。






子供たちに花の取り合わせや植え方などをアドバイスしながら、
周りで見ている人たちにも参考になる話を交えたり、さすが上手いものだ。






ウエルカムガーデンにはチューリップ、スイセン、プリムラ、アリウムなどさまざまな花が見られる。




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蕗味噌、美味しい

2018-03-25 06:29:06 | 日記



三月のはじめに顔を出して旬の味覚を楽しませてくれたフキノトウ。
今はあちこちで花盛りとなっている。






蕗の場合、花茎を伸ばしたら薹が立つというのだろうか。
それとも花が咲き終わった頃を言うのだろうか。
よく分からないけれど茎と葉の部分を食べることにした。






右側は蕗味噌。左側は醤油みりんなどでお浸しにしたもの。
どちらも結構いける。






茎に少し苦みがあるので蕗味噌のほうが私の口には合う。

出来たてで暖かいのでちょっと湯気が・・・



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あれ、何か混じっている

2018-03-24 07:02:48 | 日記



上瀬谷で大きな木に赤紫の花が咲いていた。







モクレン(モクレン科)だ。シモクレン(紫木蓮)とも呼ばれる。
ハクモクレンと形も大きさも似ているが色が違う。







そばにハクモクレン(モクレン科)も咲いていた。
ハクモクレンは大変ポピュラーでシモクレンよりずっとたくさん見かける。






しかし、このハクモクレンは何か変だ。
ハクモクレンじゃない白い花が混じっている。






どうやらシデコブシ(モクレン科)のようだ。






モクレンの仲間の増やし方は、コブシの仲間を台木として接ぎ木する方法が普通だそうだ。
この木もシデコブシを台木としてハクモクレンが咲いているのだが、シデコブシの枝まで伸びてしまったようだ。
剪定など手入れをしっかりしないと野生・本来の姿に戻ろうとするのだろう。

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ユニークな花

2018-03-23 07:33:13 | 日記



キジムシロやクサイチゴなどを見ながら弘法山を歩くとミミガタテンナンショウが咲いていた。






色合いは地味だけど耳付きの立派な仏炎苞が目を引く。
仏炎苞の内側に少し見えている付属体の下部に花序がある。






蓑毛の自然観察の森ではウラシマソウの芽吹きがたくさん見られた。






葉がたたみ込まれている。
やがて葉が展開して上に伸び、その下に仏炎苞も出てくる。

仏炎苞に包まれた花序の付属体の先が細長く延びて釣り糸のように見えるのが名前の由来だ。



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ツバキの花は、ボタッと落ちる

2018-03-22 07:18:01 | 日記



家の窓から見えるツバキの花が次々に咲く。





先日からヒヨドリがやって来て蜜を吸っていく。
今のところ花弁までは食べていない。






市民の森の近くのツバキは剪定の加減か花付きが良くない。






その下の地面に小さなキノコの仲間が顔を出していた。

ツバキキンカクチャワンタケだ。椿菌核茶碗茸。






サザンカと違ってツバキは雌しべを残して花全体がボタッと落ちる。






ツバキンカクチャワンタケの胞子はツバキの花に付着し茶色くするなど花を痛める。
落ちた花が菌核となり翌年そこから子実体を伸ばし茶碗状の子嚢から再び胞子を飛ばす。






茶碗の大きさはさまざま。形が円形でないものもある。






菌核が深く埋れていると長く伸びていってようやく地上に顔を出すようだ。

ツバキキンカクチャワンタケは面白いキノコだが、椿にとっては花を傷める厄介者に違いない。



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