・1924年、イギリス。
その日はメイドたちが年に一度の里帰りを許される「母の日」
だったが、身寄りのないジェーンには帰る家がなかった。
秘密の恋の相手でアプリィ家の跡継ぎであるポールから
その家に招かれる。婚約者のいる彼との濃厚な逢瀬を過ごし
家に戻った彼女に衝撃的な知らせが待ち受けていた。
やがて小説家になった彼女は、二度と戻ることができない
特別な1日を回想する。(満足度 85%)
・ポールは弁護士を目指して勉強中。(事故で亡くなる)
・結婚した相手は哲学者で「腫瘍」で亡くなる。
・息子を戦争で亡くした主婦からは亡くすものがないのは「幸せ」諭される。
(1924年当時の富裕層の生活状況がよく描かれていました。)
※ メイドから小説家になる女性の「逞しさ」にウル・ウル!
(捨て子には「ジェーン」という名前が多いとか?)