Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

くるみ割り人形。

2015-07-01 | お気に入り エルツ山地のもの
今回の旅行で、買って帰りたいなって思っていたものがくるみ割り人形でした。

去年、実家にあった兵隊さんをもらったのですが、一体だとなんだか寂しい(苦笑)
お店に行くと、たくさんあり過ぎて何が欲しいのかわからなくなる。
(これはいつものことですが・・・)

母親が、天使を購入した工房の親方さんに聞くと、
くるみ割り人形は、ザイフェンの物という事が判明。
初めてくるみ割り人形を作った老舗工房の名前を教えてもらいました。

日本では、結構有名みたいですね~(さすが日本!笑)

くるみ割り人形は、ハインリッヒ・ホフマンの絵本
「くるみ割り王とあわれなラインホルト Koenig Nussknacker und der arme Reinhold」で有名になったそうです。


今回行った、くるみ割り人形の老舗フュヒトナー工房は、
ヴィルヘルム・F・フュヒトナーによって、1870年からくるみ割り人形を作り始めたそうです。

彼は「エルツ山地のくるみ割り人形の父」と呼ばれていて、
1925年以降の王様タイプは、エルツ山地のくるみ割り人形の原型とされています。



せっかく老舗の工房で買うのなら、という事で王様を購入しました。




本当に数人の職人さんたちが働いている、家族経営のこの工房は、
ザイフェンから丘?を超えたところにあります。

今回はつくっているところも少し見せてもらう事が出来ました。



 




私がザイフェンに惹かれるところは、
クリスマスの飾りなどを直接作り手さんから買う事が出来ること。
ドアを開けたら、ニスの匂いのする部屋で自分の気に行ったものを探す事が出来るなんです。


これから大切にしていきます。


おまけ



おさるに仲間が増えました。(笑)