図書館に登録してからよく通うようになっています。
先週借りてきたDVDは、2年半くらい前に家の近所で撮影が行われていた映画。
2014年に公開された「Im Labyrinth des Schweigens 」(沈黙の迷宮の中で)
舞台は、1958年西ドイツフランクフルト。
1963年にアウシュビッツ裁判が開かれるまでの、若い検事が主役のお話。
今ではアウシュビッツで何が行われていたのかみんなが知っているけれど、
当時(58年)の一般市民にはあまり知られていなかったというのが映画の中で描かれていて、驚かされました。
映画はアウシュビッツの事を全く知らない検事が、
真実を知ることによってどんどん苦悩していく様子をテンポよく描いています。
この裁判が起こるまで、戦後復興の中で過去のこととして暗いことは封印してしまおうという感じだったんでしょう。
ドイツ人がドイツ人を裁く「自分の親が犯罪に加担していたのかもしれない」という疑念、苦しみ。
罪と向き合うことの精神的負担、色々と考えさせられる内容で、
戦後復興を同じようにしてきた自分の国との分岐点をみているような感じでした。
日本では、邦題「顔のないヒトラーたち」として去年の秋から公開されているみたいです。
先月末からは京都でも上映中!!
ちなみに撮影所として使われていた、お城の前の広場や近所のボロンガロ宮殿は裁判官の会議室や玄関として出てきて、
映画になると綺麗に見えるんですね~本当に(笑)
先週借りてきたDVDは、2年半くらい前に家の近所で撮影が行われていた映画。
2014年に公開された「Im Labyrinth des Schweigens 」(沈黙の迷宮の中で)
舞台は、1958年西ドイツフランクフルト。
1963年にアウシュビッツ裁判が開かれるまでの、若い検事が主役のお話。
今ではアウシュビッツで何が行われていたのかみんなが知っているけれど、
当時(58年)の一般市民にはあまり知られていなかったというのが映画の中で描かれていて、驚かされました。
映画はアウシュビッツの事を全く知らない検事が、
真実を知ることによってどんどん苦悩していく様子をテンポよく描いています。
この裁判が起こるまで、戦後復興の中で過去のこととして暗いことは封印してしまおうという感じだったんでしょう。
ドイツ人がドイツ人を裁く「自分の親が犯罪に加担していたのかもしれない」という疑念、苦しみ。
罪と向き合うことの精神的負担、色々と考えさせられる内容で、
戦後復興を同じようにしてきた自分の国との分岐点をみているような感じでした。
日本では、邦題「顔のないヒトラーたち」として去年の秋から公開されているみたいです。
先月末からは京都でも上映中!!
ちなみに撮影所として使われていた、お城の前の広場や近所のボロンガロ宮殿は裁判官の会議室や玄関として出てきて、
映画になると綺麗に見えるんですね~本当に(笑)