
イースター休暇最終日が、唯一のお休みだった私。
お天気が良かったのでちゃんと早起きをして、パンと飲み物を持って
Kayaも一緒に、車で30分ほどのところにあるフランケンシュタイン城へ行ってきました。

ダルムシュタットから南5Kmほどの丘の上にあります。



13世紀以降フォン・フランケンシュタインと名乗るドイツ人貴族が所有していたことから、
フランケンシュタイン城と呼ばれるようになったんだとか。

僕も塔の上までちゃんとのぼったよ Kaya

今は、礼拝堂と塔が2つ残るのみで、
廃墟となっていますが、城内にはカフェもあります。
イギリス人の作家メアリー・シェリーの有名な小説のモデルに
なったのではと言われているお城だそうです。
この城には、17世紀後半から18世紀初めに、
錬金術師の自然哲学者コントラート・ディッペルが暮らしていました。
彼がモデルになったとも言われているんだそうです。
ディッペルは宮廷錬金術師として研究をし、時には解剖実験を行ったり、
神に背く考えを持っている異端者だとされたことも。、
またこの地域の伝承によると、死体泥棒だとの噂もあり・・・
そう、死体から人を作ろうとしていると言われることもあったとか。
メアリー・シェリーがこの辺りを旅していたときに、
この地に伝わるこの伝承を聞いて、
小説フランケンシュタインの着想を得たのではないかと言われてるんだそうです。
お城のパンフレットには、
メアリー・シェリーの作品ばかりが有名になっていますが、
古くは、勇敢な騎士であったゲオルク・フォン・フランケンシュタインが、
村人たちを悩ますドラゴンを退治したとの言い伝えもあると書かれていました。
がやっぱり、小説のほうが有名になりますよね~(笑)
と言うことで、毎年お城で行われるハロウィンパーティーは、
お城全体がお化け屋敷みたいになり、雰囲気たっぷりなんだとか・・・
中世のお祭りもあるみたいなので、近いうちにまた行こうと思います。
今日は、休暇中なので混むだろうな~と思ってお昼前に来たのは大正解でした!
私たちが来たときは、そこまで人はたくさんでいなく、
車もすっと駐車できたのですが、帰るころにはお城近くの駐車場はいっぱい!!
いいお天気で祝日最終日、そして暖かい・・・みんな考えることは同じです(笑)
帰りは、お城の近くの森の中を散歩して次の目的地へ。
おまけ

こうやって、イースターの卵がお城のいたるところに隠してありました。(笑)