Sandmännchenは統一後も東バージョンです!(笑)
HPの写真もかなり可愛い→☆
ドイツ統一30周年の今日は祝日です。
ネットフリックスで、ここ数日前からかつての信託庁(Treuhandanstalt)
東ドイツの国営企業を整理するための信託公社の長官で、
暗殺されたデトレフ・ローベルダーのドキュメンタリーを見始めたので、
色々と考えることがある今日この頃です。
(この番組を見るまで、この暗殺事件があったことなんて全く知りませんでした!)
こっちに来た頃に住んでいた町が旧東ドイツの町ということもあり、
学生の友人の両親も統一後に仕事を失って、
年齢的にも再就職は難しそうだとか、統一されたのは嬉しいけれど、
想像していたのとは何か違うという話をよく聞いていました。
当時はあまり気にしていなかったけれど、
私が来たのって統一後たったの7年だったんですよね。
町の中は、本当にいろんなところで工事がされていて、
でもメインストリートを少し外れると旧東時代の石畳の道があり、
家では石炭で暖を取るっていうのが結構ありました。
ドキュメンタリーでは、当時の映像がたくさん使われているので壁が壊れ、
テレビカメラに向かってとっても嬉しそうにしている市民の顔を見ていると
本当に良かったな・・・って思うけれど、今30年経ってこの人は
どうこの30年のことを思っているのかなってふっと思うことがあります。
相方君は、東西統一は経済的なことも考えて、
もっとゆっくりと進めるべきだったと言っているし。
でも、当時の首相の支持率がよくなかったので、支持率回復のためにも
早く統一を進めたかったのではないか・・・
っていうことなどを聞くとちょっと複雑な気持ちになったりします。
こういったことをいろいろと考える、統一30周年の秋の日
お天気も良くないので、ドキュメンタリー番組の続きを見てゆっくり過ごします。