ここ数年、栗の季節になると思い出すものがありました。
美味しい金色の包み紙に包まれたマロングラッセ。
栗やマロングラッセのおいしさに気が付いていなかった、
こっちに来てから、仕事を始めるまで毎年学生だった私は、
パリの叔父のおうちで年末年始を過ごしていました。
貧乏学生だったので、美味しいものをたくさん食べさせてもらい、
年末にパリで従弟とお買い物をするのが恒例行事。
その時に、食後のデザートと番茶と一緒に出てきたマロングラッセ。
他のマロングラッセはそんなに知りませんが、
栗の味が甘すぎないお砂糖にコーティングされていて、
口に中にふんわり広がって美味しかったんです。
それ以来、マロングラッセのおいしさに気が付きました。(笑)
この季節になると、あのマロングラッセが食べたいな・・・なんて思っていたんですが
お店の名前なんて覚えているはずもなく。
少し前に、叔母にあのころ食べさせてもらったのはどこのお店のかな??
って聞いて、叔父がよく買ってきてくれていたのはここじゃないかな?
Debauve & Gallais
っていうことでネットを見てみると、ありました!
同じ包み紙に包まれたマロングラッセ。(笑)
もう、貧乏学生じゃないからお取り寄せでもクリスマスにしようかと思って、
お値段を見てびっくり。頼む勇気はなかった・・・
いつかパリに行ったら買いたいなって思っていたんです。
そしたら、今回叔母が手術の後に美味しいものを食べてねって
荷物を送ってくれた中に入っているじゃないですか!!
もう、ニヤニヤです。
この美味しさを誰かにわかって欲しいってことで、
遊びに来てくれた友だちと半分こしながら味わって食べています。
もちろん、番茶と一緒にね!(笑)
ぼーおじちゃんと話したことを、今でもたまに思い出します。
海外生活の大先輩だったしね。(笑)
また、来年のお盆に今年みたいに会いに来てくれたら嬉しいな。