最近休みの日には、本を読む時間を持つようにしています。
意識しないとネットを見てだらだらと過ごしてしまいそうなので。(笑)
前からネットの記事で読んでいた、安田菜津紀さんの自分のルーツをたどる本。
小学校の頃から、クラスに数人日本と違う国にルーツを持つの友達がいたり、
在日という事をずっと隠していた友達がいました。
仲良しの友人が数年前、
自分はパスポートの色が違うから海外に行く社員旅行をずる休みした。
絶対に日本人ではないという事を知られたくなかったと。
と話してくれました。
私は彼が在日ということは、いつから知ったのか記憶にありません。
というか、私にとって彼の国籍がどこであろうと違いがなかったから、
気にもしていなかったんだけれ・・・
彼にとってはとっても隠しておきたいことだったと。
この本を読んで改めて日本という国にある、私の見えていない気が付いていない
『差別』という事について改めていろいろと考えさせられました。
今は、ネットでデマなどが気が付かないうちに広がっていく世の中。
ちゃんと個人個人が知っていかないといけないと思います。
海外生活が長くなると、日本にいた頃より日本で暮らしている外国人の人たちが
おかれている現状に敏感になっているな。