愛知小児保険医療総合センターと言う大府市にある病院で、次男坊の斜視手術前検査に丸一日掛けて行ってきました。
眼科の医師の診察は絶好調な様子で受けられたのですが、一通りの検査の中で引っ掛かったものが有ったのです。
引っ掛かったと言っても検査結果ではなく、検査項目で受けること自体の話しなんですが…
次男坊はそもそも注射は大の苦手で、今回は採血って言われて聞いたことが無かったからもう不安で一杯、恐怖心が襲い掛かった様です。
何をするのか、どうなるのか、なんでしなきゃいけないのか等々、何度も何度も聞いては嫌だ!やらない!出来ない!の繰り返しで
腕は引っ込めるし足で蹴飛ばすし頭で隠すし、とにかく全身を使ってやらせない事をアピールしっぱなし。
説いて聞かせて納得させようと何度も繰り返しましたが結局負けました。一度部屋を出て、仕切り直す事に成りました。
待ち合いの椅子に腰掛けて、次に備えて説得を続けたのですが何度かあきらめて従う素振りは有ったものの結局看護師さんが呼びに来たら
また恐怖心がよみがえってしまったようで大騒ぎに成ってしまいました。
結局私が抱き抱えて片手を抑え、もう片方の手で頭を押さえ込んでついでに目を覆ってやったら諦めた様子でしたが、看護師さんたちは
この機を逃すまいと6人がかりで押さえ込んで始める状態で、周りを見るとそれでも駄目ならと数人が待機して居るような状況でした。
針が入ったからもう痛くないよ!そう言って見られる様に抱え込んでた手をずらしてやりましたが全く見ようとはしませんでした。
すると何やらブツブツ言って居るので聞いて見ると、秒数を数えて居まして、看護師さんに5秒で終わると言われたので数えている様でした。
実際は15秒掛かって居たと後から小僧に言われましたが、気持ちがわかるだけに本当に可哀想に思いました。
それでも涙は見せたものの泣き叫ぶ事はしなかったし、ちゃんと出来たんだからと誉めてやりました。
次からはお父さんが居なくてもちゃんと出来るだろっと聞いたら、お父さんが目を押さえてくれたら出来ると思うと言って居ます。
家に帰ってきてお風呂に一緒に入ると、看護師さんに押さえつけられた手首と腕がアザの様に成ってまして、よっぽど押さえられたんだなぁ~
って聞くと、注射よりも押さえつけられた方がうんと痛かったと言って居まして、お父さんは持っててくれただけで痛く無かったんだけど
あんなにしたらその方が痛いのは当たり前だと文句を言ってました。
経験したことの無い苦手意識の強い怖いものに近いことはさぞかし恐ろしいものを連想するんでしょうねぇ~
8歳の誕生日を迎えたばかりの生意気な次男坊、全く子供の甘えん坊な部分とちょっとシャイな大人の部分が見え隠れして混在する
微妙な年頃なんだと改めて見てました。
目の手術とは、眼球を動かす6個の筋肉のうち、外側の筋肉が上手くバランスが取れないで居るものを、白目の一部と一緒に切り取り、
少し後方につけ直す事をするんだと説明を受けました。切った白目は縫い合わせるので多少充血したり違和感がはじめは出るが
直ぐになれてくるし赤みも引いてくるので心配は要らないとのこと。視力も変わらないし、斜視は確実に改善される事に成るが
なかに一度では駄目でもう一度手術を行う例もあるんだとのこと。
詳しい説明を聞けば聞くほど怖い事をするんだと親の方がビビっています。
手術の時はお父さんかお母さんのどちらかだけで良いかと聞いたら、絶対二人とも居てくれなきゃぁ嫌だと言われました。
14日は早朝から出掛けて入院の手続きから検査やらで丸一日、翌日は手術と術後のアフターケアをして欲しいと言われたので丸一日。
3日目は、検査が終わったら退院だと言っていましたが昼頃迄には出られるとの事ですので帰って来れば結局丸一日に。
都合丸3日間は一緒に面倒を見てやりながら拘束される事に成りそうです。