㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

次男坊の斜視手術前検査に

2013年02月01日 | 日記


愛知小児保険医療総合センターと言う大府市にある病院で、次男坊の斜視手術前検査に丸一日掛けて行ってきました。



眼科の医師の診察は絶好調な様子で受けられたのですが、一通りの検査の中で引っ掛かったものが有ったのです。
引っ掛かったと言っても検査結果ではなく、検査項目で受けること自体の話しなんですが…



次男坊はそもそも注射は大の苦手で、今回は採血って言われて聞いたことが無かったからもう不安で一杯、恐怖心が襲い掛かった様です。
何をするのか、どうなるのか、なんでしなきゃいけないのか等々、何度も何度も聞いては嫌だ!やらない!出来ない!の繰り返しで
腕は引っ込めるし足で蹴飛ばすし頭で隠すし、とにかく全身を使ってやらせない事をアピールしっぱなし。
説いて聞かせて納得させようと何度も繰り返しましたが結局負けました。一度部屋を出て、仕切り直す事に成りました。



待ち合いの椅子に腰掛けて、次に備えて説得を続けたのですが何度かあきらめて従う素振りは有ったものの結局看護師さんが呼びに来たら
また恐怖心がよみがえってしまったようで大騒ぎに成ってしまいました。
結局私が抱き抱えて片手を抑え、もう片方の手で頭を押さえ込んでついでに目を覆ってやったら諦めた様子でしたが、看護師さんたちは
この機を逃すまいと6人がかりで押さえ込んで始める状態で、周りを見るとそれでも駄目ならと数人が待機して居るような状況でした。
針が入ったからもう痛くないよ!そう言って見られる様に抱え込んでた手をずらしてやりましたが全く見ようとはしませんでした。
すると何やらブツブツ言って居るので聞いて見ると、秒数を数えて居まして、看護師さんに5秒で終わると言われたので数えている様でした。
実際は15秒掛かって居たと後から小僧に言われましたが、気持ちがわかるだけに本当に可哀想に思いました。



それでも涙は見せたものの泣き叫ぶ事はしなかったし、ちゃんと出来たんだからと誉めてやりました。
次からはお父さんが居なくてもちゃんと出来るだろっと聞いたら、お父さんが目を押さえてくれたら出来ると思うと言って居ます。
家に帰ってきてお風呂に一緒に入ると、看護師さんに押さえつけられた手首と腕がアザの様に成ってまして、よっぽど押さえられたんだなぁ~
って聞くと、注射よりも押さえつけられた方がうんと痛かったと言って居まして、お父さんは持っててくれただけで痛く無かったんだけど
あんなにしたらその方が痛いのは当たり前だと文句を言ってました。



経験したことの無い苦手意識の強い怖いものに近いことはさぞかし恐ろしいものを連想するんでしょうねぇ~
8歳の誕生日を迎えたばかりの生意気な次男坊、全く子供の甘えん坊な部分とちょっとシャイな大人の部分が見え隠れして混在する
微妙な年頃なんだと改めて見てました。



目の手術とは、眼球を動かす6個の筋肉のうち、外側の筋肉が上手くバランスが取れないで居るものを、白目の一部と一緒に切り取り、
少し後方につけ直す事をするんだと説明を受けました。切った白目は縫い合わせるので多少充血したり違和感がはじめは出るが
直ぐになれてくるし赤みも引いてくるので心配は要らないとのこと。視力も変わらないし、斜視は確実に改善される事に成るが
なかに一度では駄目でもう一度手術を行う例もあるんだとのこと。
詳しい説明を聞けば聞くほど怖い事をするんだと親の方がビビっています。



手術の時はお父さんかお母さんのどちらかだけで良いかと聞いたら、絶対二人とも居てくれなきゃぁ嫌だと言われました。
14日は早朝から出掛けて入院の手続きから検査やらで丸一日、翌日は手術と術後のアフターケアをして欲しいと言われたので丸一日。
3日目は、検査が終わったら退院だと言っていましたが昼頃迄には出られるとの事ですので帰って来れば結局丸一日に。
都合丸3日間は一緒に面倒を見てやりながら拘束される事に成りそうです。

教育、気付き、性格、素質

2013年02月01日 | 日記
先日の韓国旅行に行ってきた中味を、旅行会社の社長と話をしました。
会社が旅行会社だけに、会員としての参加でも添乗員の様な扱いに成ってしまう状態で参加した会員が居たんですが…



彼は歳も私の半分近く、一人での添乗は初めてだったし韓国旅行自体が始めてと言う状態で、他のメンバー全員がベテランって差がある
中での旅行と成ったわけです。まぁ~初めてだから勉強だと思って色々経験して来れば良いよなんて言いながら出掛けたのです。
所が色々問題とは言わないまでも有りまして、添乗員なのか旅行者なのかが中途半端なだけに摩擦が多々発生する始末に成ってしまいました。
そもそもが立場の問題以前に個人的な資質と言いましょうか、コミュニケーションが周りと上手く取れないのが最大の問題かと。
空気が読めないし経営者の集まりでの旅行に対して基本的資質が伴わないって言うか何と言うか、とにかく勉強不足が露呈する有り様で…
これらの事は無論社長には一切報告されていないようでしたが、彼はそれらを問題視していないと思うんです。
問題の根源はここに有ると思うので、こんなことが他にもでだして、会社に泥を塗る前にと今回社長に直接状況を伝えたいと思った訳です。
これを聞いた社長は困ったなぁ~の連発で、申し訳無いと頭を下げっぱなしの状態でした。



私はクレームをつけようとしたのではなく、経営者仲間として何とかしないとお客を減らす事に成るのを心配したので話したわけで
徹底的な教育と指導をしてから世に出すか、いっそくびにしてしまうのかのどちらかだと思ったわけです。



社長は会社に帰ってそれらの事をしっかり話し、人間性を入れ替えるつもりで先輩に着いて1ヶ月真剣に勉強してみろと言ったようです。
更には、それでも駄目なら辞めてもらうからなと釘を刺した様です。
社員をくびにすることはやろうと思えば簡単に出来るが、そうすることで彼を駄目にしてしまうのでは無いのかと親心を見せていました。
会社としての成績だけを考える訳ではなく、彼個人の人生をも考えてあげている、そんな思いやりのある社長でも有るのです。
だからお客が付いているわけで、社長の人柄や考え方を改めて見ることが出来たと感じました。



社長として企業経営を考えるなかで、社員とは業績と同じ様にウェートの高い存在では有ります。
だからといって、マイナスを作り出すのは社員として置いておくわけにも行きませんし、教育が上手く効くとも一概には言えません。
一個人として見たら恩情がわくし、企業と言う組織からみたら割りきらなきゃいけないこともまた事実な訳で…



社長の言うように1ヶ月様子を見ながら、彼を攻撃するのではなく出来る範囲内で応援をしてやって見たいと思います。