次男坊の手術の間、お兄ちゃんはいい子で留守番が出来、次男坊も頑張ってこれたのでごほうびをどうしようかと考えて居ました。
ちょうど庭のゴルフ練習ネットに杉の葉がたくさん落ちて乗っかって居たので二人にお掃除を手伝うように依頼しました。
数週間前に手伝ってもらって掃除をした経緯が有ったので、何とか出来るのでは無いかと考えたのですが、お小遣いと引き替えで
頑張ってくれそうな雰囲気でしたのでお願いすることにしました。
お小遣いの使い道は、なんでも今流行りの『ダンボール戦機』成る物を買いたいとの事で、プラモデルの様でした。
余り細かなパーツのたくさん有るものは子供たちには難しく、結局お父さんのお仕事に成って居るのが常に成って居たのですが
今回は違って居ました。お兄ちゃんは弟に教えながら、自分の物を着々と組み上げて行っており、次男坊は分からないところを
聞いたり手伝ってもらいながら少しづつ組み上げて行って居ました。
遠目に知らん顔して、どうせ直ぐに声が掛かるだろうと待ち構えて居たのですが今回は違っており全く声も掛からず進んでいるみたい。
やれと言われればうるさいとかめんどくさいとか思いながら始めるのですが、声も何も掛からずの状態は寂しいやら気になるやらで…
覗き込んで見ると結構細かな作業でして、私には老眼鏡が無くてはお手上げ状態の物でした。それを一人でちゃんと説明書を読みながら
順番に進めて行っているのですからたいしたものです。
私も小中学生の頃には良くやったものです。そんな事を思い出しながら、こいつらも一人で出来るだけに成長したんだなぁーなんて
感心しながら眺めて居るのですが、逆に私が歳を取ったんだなぁーなんても感じました。
こうした事を少しづつ自分で出来る様に成りながら最長していき、徐々に親ばなれしていくんだなぁーなんて
嬉しくも寂しくも噛み締める自分がここにいることを実感しています。