今回暖缶くん2号機の製造を依頼している焼却炉メーカーさんに行ってきました。目的は幾つかの有りまして…
1つは燃料チップのサンプルを持ち込んで、燃焼試験が出来る様にすることにです。
今回持ち込んだ燃料チップは、当社本社工場から出る10ミリスクリーンを通した家具廃材の破砕チップ20�と
当社豊丘工場から出るノコクズだけの粉体燃料チップの2種類と成ります。
それぞれ単体で燃やせるのか、又は混ぜるミキシングが必要なのかも見極めたいと言うわけです。
2つめは、暖缶くん2号機の最終試作物の細部確認と詰めを行う事です。
FAX による図面のやり取りは有るものの、細かなテクニカルな部分は御互いに触れておらず、それぞれの思惑が有って統一されていないと
感じたからです。どうしても譲れない部分とかファジーなままで来ている部分を確認と決定しに行ったわけです。
その他にも納期的な詰めをすることで、搬入日とか試験燃焼の日程等を確認してこちらの動きと現物の進捗を合わせておく必要が有るからです。
3つめは仕様を詰めないとコスト的な部分が詰まらないので単価が分からないでは困るからです。
今回の仕様だと幾らくらいに成るのか等の概算見積も出してもらわなくては成らないのと、ビジネスモデルを踏まえたときに販売価格を
決定検討していかなくては事が前に進んで行かないからなんです。
理想価格、希望価格等の情報は伝えて有るものの、物が決まらなくては単価は分からないのも当たり前なのでボチボチ出してもらおうかと。
そんな詰めをするなかで、現在進行中の現物を工場内で見せてもらいました。
まだまだパーツ状態の物がごく一部出来上がりつつある程度では有りますが、ここから一気に加速して仕上げて行ってもらい
今月末には設置試験にまで持ち込む予定でいます。