安芸の宮島・厳島神社への参拝は、高校の同級生と一緒に周ることになりました。彼女は地元でよくつるんでいた友人で、私の編集担当とは中学の同級生でした。この旅行の後は倉敷を旅してから帰るということでした。
※当時の写真が手元にないので、今回のお話の画像はフリー素材を使用しています。
厳島神社への参拝
友人と待ち合わせたのは、宮島口桟橋。名物のあなご飯を食べた後、フェリーで宮島桟橋へ向かいました。
★厳島神社
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)
そうです、三姉妹の神様は宗像三女神。
記紀ではスサノオノミコトが高天原を奪いに来たのではないことを証明するためにアマテラスオオミカミと交わした誓約で、スサノオノミコトの劔を噛み砕いてそっと息を吹き出したときに生まれた神様です。宗像大社(福岡県宗像市)を総本宮として全国各地に祀られています。別名を宗像大神、道主貴(みちねしのむち)ともいいます。
航海の安全や交通安全などをご利益とする、あらゆる道の神様として崇敬されています。
境外社
◎摂社
大元神社(大山祇神、保食神、国常立尊)
長浜神社(興津彦命、興津姫命、所翁)
荒胡子神社(素戔嗚尊、事代主命)
三翁神社
(中央殿=佐伯鞍職、所翁、岩木翁、安徳天皇、三位尼、大綿津見命)
(左殿=大己貴命、猿田彦命)
(右殿=御子内侍、竹林内侍、徳寿内侍、各祖神、若宮)
◎末社
豊国神社(豊臣秀吉霊神、加藤清正霊神)
金比羅神社(大物主命、佐伯鞍職)
清盛神社(平清盛)
✳︎御山神社(中央殿=市杵島姫命、左殿=田心姫命、右殿=湍津姫命)
✳︎厳島神社の奥宮。本殿三棟が品字形に並び、三女神が夫婦神ずつ祀られているそうです。
滝宮神社(湍津姫、素戔嗚尊)
粟島神社(少彦名命)
道祖神社(幸神社 猿田彦命)
北之神社(猿田彦命)
今伊勢神社(天照大御神、八幡大神、奥津彦神、奥津姫命、素戔嗚尊、春日大神、猿田彦命、相殿=藤原鎌足霊神)
四宮神社(祭神不明、加具土神)
✳︎地御前神社(大宮本殿に御本社御祭神 市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命 客人宮本殿に客神社御祭神 天忍穂耳命、天穂日命、天津彦根命、活津彦根命、熊野櫲樟日)
✳︎廿日市市地に鎮座。
◎七浦神社 厳島神社末社
杉之浦神社(底津少童命)☆
包ケ浦神社(塩土翁)
鷹巣浦神社(底筒男命)
腰少浦神社(中津少童命)
青海苔浦神社(中筒男命)☆
養父崎神社(霊鴉神)
山白浜神社(表津少童命)
須屋浦神社(上筒男命)☆
御床神社(三女神)
☆は上陸して参拝、それ以外は海上参拝
フェリーが宮島に近づき、鮮やかな朱色の鳥居と社殿が眼前に迫ってきたとき、突如私の頭の中に十二単衣の女性が長い回廊を渡っていくイメージが浮かび、なぜか懐かしい気持ちがしたことを覚えています。
この地、厳島神社にはご縁があるのかもしれないと思いました。
夢の中の女神さまは…
宗像三女神の中でも、市杵島姫命は弁天さまと同一視されることもあります。
「夢に出てきたのは、
やっぱり弁天さまなのかもしれない。
夢の中の地図とは違うけれどーー」
そうなると他の弁天島も気になります。もしかしたら日本三大弁財天を周れば何かがわかるかもしれない、そう思ったのです。
私が訪れた数ヶ月後に台風が広島を通過し、厳島神社も大きな被害を受けました。あれから月日がだいぶ経ちました。機会があればゆっくりと参拝したいと思います。
余談ですが、今住んでいる場所のすぐそばにも神社があります。じつは神社⛩があることを知らずに引っ越してきました。ここ数年で御朱印巡りを始め、改めて境内をゆっくり周ると、きれいな池と赤い太鼓橋。厳島神社の市杵島姫命が祀られていました😊
今も変わらないご縁に感謝しています。