2月11日(月・祝)晴
おはようございます。昨日は恩師の一周忌の墓参と言うことで浜松に行ってきました。もっともちゃんとした墓参になったかどうかわかりません。ただ当初の思いどおり、誰にも言うことなく黙って静かにご冥福を祈ることはできたと思います。
そのあと恩師であり遊び仲間でもあったF教授と飲み歩きました。どうしてもいっしょに飲みたい店があって、静岡の元職場の仲間にも探してもらいました。「じねん」と言う店です。もう7年以上前に静岡で勤務していた頃出張の時に数回飲んだところです。「じねん」とは自然とも書く意味でしょうが素材の元々の味にこだわって地元の魚を中心に出す居酒屋です。その昔季節に応じた近海ものの刺身が絶品でした。今でも記憶にあるのは秋のもどりガツオの刺身です。トロよりおいしかった。あのうまさに未だに出会ったことはありません。街がずいぶん変わってしまっているので路地裏の小さな店が地図をみてもよくわかりませんでした。二人で飲み屋街を歩きまわりました。やっと見つけたら夜6時からと言うことでそれまで別の店で飲みながら待つことにしました。
最初の店は先生の来たことがあると言う店で4時から開店だったので、開店と同時に入り、まずはビールで乾杯、10年ぶりの懇親です。10年前に山伏岳と言う富士山が絶景に見える3000mの山に登った時以来です。あの時は正直ペースが全然違い、一人一時間近く遅れて追いつく始末でした。昔山に登ったころから20Kgぐらい太っていたのでしかたないことですが。それから10年太ったままの僕は今年5Kgの減量に取り組んでいます。
学生時代に奈良・南紀を旅行した頃地酒を探しては飲んでいたことを思い出しながら、うまい地酒を紹介しながら飲みまくりました。もっとも僕は酒が弱いので1合の1/3であとはF教授。まずは愛知の地酒「醸し人九平次」ちょっと甘口なので女性的かも。この酒は山田錦と言うお米で造ったものと雄町と言うお米のものと二種類あります。僕は雄町がだんぜんおいしいと思いますが置いてあったのは山田錦だったようです。雄町の方がさらりとした飲み心地です。続いて由比の名酒「正雪」。ちょっと辛口でさらりとした切れの良さが僕は好きです。静岡の酒には他に焼津の「磯自慢」島田の「喜久酔」なんかはかなりの辛口で飲兵衛には人気がありますが僕はちょっと。同じ辛口なら僕は島田の「おんな泣かせ」が好きです。ただこの酒はほとんど手に入りません。聞くところによると予約している人にしか行き渡らないそうです。幻の名酒ですね。一升瓶のラベルも確かよかった記憶があります。
続いて焼酎になり、僕はだんぜん麦派、先生は臭い芋派でお互い好きなものを注文。僕は麦なら宮崎の「中々」がお気に入り、これなら結構いけます。先生は鹿児島の芋ならなんでもだそうです。もうだいぶ酔っ払って刺身も餃子も黒はんぺんも食べてやっと6時。
開店時間になったばかりの「じねん」に行くともう客が半分近く埋まっていて、予約ですかと聞かれる始末です。二人がけの小さなテーブル席が一つあいているだけであとは予約とのこと。あれから7年以上も経っているのに益々繁盛しているようです。自分がおいしくていい店だと思ったのが間違いでなかったことでうれしくなってしまいました。あげくに焼酎を注文すると銘柄は聞かずに麦か芋かを聞くだけ。麦と言うと出てきたのは「中々」でした。先生は芋。芋は臭い方かどうか聞いて臭い方を注文。どちらも店で選んだ名酒を勝手に出してくるのが良い。魚は近海ものの中から「さばの刺身」静岡のシメサバは生に近くて僕は大好きです。あなごの天ぷら、金目の煮付け、みんなおいしいのは昔のままでした。店員に昔来た時すごくおいしかったので探して来た話をしたら、すごく喜んでもらいました。
もし浜松に行くことがあったら、田町の「じねん」に寄ってみてください。静岡で取れる魚はたいていあるはずです。
昨日は名古屋に帰って来ても酔いは覚めず、頭は痛い中でブログを書きました。今日は快適です。僕はあまり取り柄はないけど、学生時代も今もみんなに付き合ってもらえることに感謝してます。いずれ一人ぼっちになってしまうのでしょうけど、そうなっても未練がましくならないよう自然でいられる覚悟をいつもしていたいと思う今日この頃です。
連続になってしまいましたがそれもたまには良しとして下さい。
今司馬遼太郎の「人間というもの」を読んでます。彼の時代小説から人間観察に関するところばかりを抜粋した本ですが、改めてすごい人だ実感しています。
おはようございます。昨日は恩師の一周忌の墓参と言うことで浜松に行ってきました。もっともちゃんとした墓参になったかどうかわかりません。ただ当初の思いどおり、誰にも言うことなく黙って静かにご冥福を祈ることはできたと思います。
そのあと恩師であり遊び仲間でもあったF教授と飲み歩きました。どうしてもいっしょに飲みたい店があって、静岡の元職場の仲間にも探してもらいました。「じねん」と言う店です。もう7年以上前に静岡で勤務していた頃出張の時に数回飲んだところです。「じねん」とは自然とも書く意味でしょうが素材の元々の味にこだわって地元の魚を中心に出す居酒屋です。その昔季節に応じた近海ものの刺身が絶品でした。今でも記憶にあるのは秋のもどりガツオの刺身です。トロよりおいしかった。あのうまさに未だに出会ったことはありません。街がずいぶん変わってしまっているので路地裏の小さな店が地図をみてもよくわかりませんでした。二人で飲み屋街を歩きまわりました。やっと見つけたら夜6時からと言うことでそれまで別の店で飲みながら待つことにしました。
最初の店は先生の来たことがあると言う店で4時から開店だったので、開店と同時に入り、まずはビールで乾杯、10年ぶりの懇親です。10年前に山伏岳と言う富士山が絶景に見える3000mの山に登った時以来です。あの時は正直ペースが全然違い、一人一時間近く遅れて追いつく始末でした。昔山に登ったころから20Kgぐらい太っていたのでしかたないことですが。それから10年太ったままの僕は今年5Kgの減量に取り組んでいます。
学生時代に奈良・南紀を旅行した頃地酒を探しては飲んでいたことを思い出しながら、うまい地酒を紹介しながら飲みまくりました。もっとも僕は酒が弱いので1合の1/3であとはF教授。まずは愛知の地酒「醸し人九平次」ちょっと甘口なので女性的かも。この酒は山田錦と言うお米で造ったものと雄町と言うお米のものと二種類あります。僕は雄町がだんぜんおいしいと思いますが置いてあったのは山田錦だったようです。雄町の方がさらりとした飲み心地です。続いて由比の名酒「正雪」。ちょっと辛口でさらりとした切れの良さが僕は好きです。静岡の酒には他に焼津の「磯自慢」島田の「喜久酔」なんかはかなりの辛口で飲兵衛には人気がありますが僕はちょっと。同じ辛口なら僕は島田の「おんな泣かせ」が好きです。ただこの酒はほとんど手に入りません。聞くところによると予約している人にしか行き渡らないそうです。幻の名酒ですね。一升瓶のラベルも確かよかった記憶があります。
続いて焼酎になり、僕はだんぜん麦派、先生は臭い芋派でお互い好きなものを注文。僕は麦なら宮崎の「中々」がお気に入り、これなら結構いけます。先生は鹿児島の芋ならなんでもだそうです。もうだいぶ酔っ払って刺身も餃子も黒はんぺんも食べてやっと6時。
開店時間になったばかりの「じねん」に行くともう客が半分近く埋まっていて、予約ですかと聞かれる始末です。二人がけの小さなテーブル席が一つあいているだけであとは予約とのこと。あれから7年以上も経っているのに益々繁盛しているようです。自分がおいしくていい店だと思ったのが間違いでなかったことでうれしくなってしまいました。あげくに焼酎を注文すると銘柄は聞かずに麦か芋かを聞くだけ。麦と言うと出てきたのは「中々」でした。先生は芋。芋は臭い方かどうか聞いて臭い方を注文。どちらも店で選んだ名酒を勝手に出してくるのが良い。魚は近海ものの中から「さばの刺身」静岡のシメサバは生に近くて僕は大好きです。あなごの天ぷら、金目の煮付け、みんなおいしいのは昔のままでした。店員に昔来た時すごくおいしかったので探して来た話をしたら、すごく喜んでもらいました。
もし浜松に行くことがあったら、田町の「じねん」に寄ってみてください。静岡で取れる魚はたいていあるはずです。
昨日は名古屋に帰って来ても酔いは覚めず、頭は痛い中でブログを書きました。今日は快適です。僕はあまり取り柄はないけど、学生時代も今もみんなに付き合ってもらえることに感謝してます。いずれ一人ぼっちになってしまうのでしょうけど、そうなっても未練がましくならないよう自然でいられる覚悟をいつもしていたいと思う今日この頃です。
連続になってしまいましたがそれもたまには良しとして下さい。
今司馬遼太郎の「人間というもの」を読んでます。彼の時代小説から人間観察に関するところばかりを抜粋した本ですが、改めてすごい人だ実感しています。