3月14日(土)雨のち晴
昨日からの雨も午前中であがりました。午後からは晴れ間が出てとっても風が強いです。これで明日の2回目のヨットの船底塗装もどうやら晴れそうです。今年は先週の土曜日といい今週の日曜といい好天にめぐまれヨットの方はラッキーなスタートになりそうです。先週は土曜にし、今週は日曜にしどちらも晴にあたると言うのはいいカンでした。もっともほんとうは今日は横浜のボートショーを見に行くために空けただけでしたがそちらの方は取り止めです。歯医者に行ったり、床屋に行かなきゃならないのでやることはいっぱいです。最近の僕の土日はかなり忙しい。他人からみればバカみたいなことで飛び回っているように見えるでしょうけど。
とにかく明日は2回目のヨットの船底塗装です。これが終れば今年もいよいよヨットを楽しむ準備が完了したことになります。明日は完了報告です。
さてところで今週は「できそこないの男たち」(光文社新書)と言う本を読み終わったのですが結構おもしろかったですよ。遺伝子工学からみると生物の元々のデフォルトは女なのだそうです。人間だけじゃなくていろいろな生物でも同じことです。メスとオスの違いは遺伝子的に言えばY染色体を持つか持たないかと言うことで、人間の場合メスは22本+XX染色体、オスは22本+XY染色体を持つことが知られています。面白かったのはこれからの話ですが卵子と精子が出合って仮にオスの受精卵ができると細胞分裂の過程でオスになるためのプログラムが起動されます。デフォルトはメスなのでY染色体の中にオスにするプログラムを起動する因子が入っていることになります。最近の遺伝子工学ではその因子まで解明されているようです。それはSRY遺伝子です。この本ではこのSRY遺伝子を見つけるまでの研究者たちのドラマをアムンゼンとスコットの南極点征服競争のように語っているのでおもしろい。またこの分野で先駆的なハーバートの大教授のゴシップまで遺伝子的解釈で語ってしまうところもなかなかおもしろいと思いました。でもここまで科学が進んでいるのかと思うとクローン牛ができるのもあたりまえ。クローン人間も可能なところまで来てしまっているようです。現在の歯止めは人間の倫理観だけになってしまっていることは恐いことです。原子爆弾にしてもクローン人間にしても我々の倫理観一つでとんでもないことが起こってしまうことから考えれば教育のあり方も知育重視から徳育重視に変わらなければならないと思うのですがみなさんはどう思いますか?
いずれにしても人間の科学は生命の起源までさかのぼってしまいつつあるようだけど、極め尽くしたあとはどうなるのか考えたらもう少しスローなあり方を模索する方がいいと思った次第です。今日はこれまでにします。それでは。
昨日からの雨も午前中であがりました。午後からは晴れ間が出てとっても風が強いです。これで明日の2回目のヨットの船底塗装もどうやら晴れそうです。今年は先週の土曜日といい今週の日曜といい好天にめぐまれヨットの方はラッキーなスタートになりそうです。先週は土曜にし、今週は日曜にしどちらも晴にあたると言うのはいいカンでした。もっともほんとうは今日は横浜のボートショーを見に行くために空けただけでしたがそちらの方は取り止めです。歯医者に行ったり、床屋に行かなきゃならないのでやることはいっぱいです。最近の僕の土日はかなり忙しい。他人からみればバカみたいなことで飛び回っているように見えるでしょうけど。
とにかく明日は2回目のヨットの船底塗装です。これが終れば今年もいよいよヨットを楽しむ準備が完了したことになります。明日は完了報告です。
さてところで今週は「できそこないの男たち」(光文社新書)と言う本を読み終わったのですが結構おもしろかったですよ。遺伝子工学からみると生物の元々のデフォルトは女なのだそうです。人間だけじゃなくていろいろな生物でも同じことです。メスとオスの違いは遺伝子的に言えばY染色体を持つか持たないかと言うことで、人間の場合メスは22本+XX染色体、オスは22本+XY染色体を持つことが知られています。面白かったのはこれからの話ですが卵子と精子が出合って仮にオスの受精卵ができると細胞分裂の過程でオスになるためのプログラムが起動されます。デフォルトはメスなのでY染色体の中にオスにするプログラムを起動する因子が入っていることになります。最近の遺伝子工学ではその因子まで解明されているようです。それはSRY遺伝子です。この本ではこのSRY遺伝子を見つけるまでの研究者たちのドラマをアムンゼンとスコットの南極点征服競争のように語っているのでおもしろい。またこの分野で先駆的なハーバートの大教授のゴシップまで遺伝子的解釈で語ってしまうところもなかなかおもしろいと思いました。でもここまで科学が進んでいるのかと思うとクローン牛ができるのもあたりまえ。クローン人間も可能なところまで来てしまっているようです。現在の歯止めは人間の倫理観だけになってしまっていることは恐いことです。原子爆弾にしてもクローン人間にしても我々の倫理観一つでとんでもないことが起こってしまうことから考えれば教育のあり方も知育重視から徳育重視に変わらなければならないと思うのですがみなさんはどう思いますか?
いずれにしても人間の科学は生命の起源までさかのぼってしまいつつあるようだけど、極め尽くしたあとはどうなるのか考えたらもう少しスローなあり方を模索する方がいいと思った次第です。今日はこれまでにします。それでは。