”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2009年03月27日 22時18分35秒 | Weblog

3月27日(金)曇のち晴
今週は寒い日が続きますね。折角咲いた桜も暖かな日差しの中で見ることなく散ってしまうといったことがないように願いたいものです。
ところで今日は武士道精神とはどう言うものだろうかと言うことについて自分なりの解釈をしてみたいと思います。この2週間で3冊の武士道について書かれた本を読んでみました。読めば読むほどわからなくなって来てしまいましたが僕は学者じゃないのでもっと直感的に定義した方がいいのかもしれないと言う結論に達しました。武士道と言うと山本常長の葉隠れとかが言われるけど、どうもそんなことではなく、また明治時代の軍人勅諭ともまったく違った精神を言うと自分は思いました。
簡単に言ってしまえば強きを挫き、弱きを助けるの精神じゃないかと思います。元々武士は戦をする人だから武道の心構えのようなことまで含めて言われることが多いけど、実際に武士道と言う思想体系ができたのは江戸時代であって、戦をすることがなくなった武士達がどう言う心構えで生きていったら良いかを示したものと考えればいいような気がします。正義と邪悪の判断基準を孔子の説く儒教に置いたとして考えたらいいと思いました。
明治時代になってほんとうの武士道精神を持った人たち、たとえば西郷隆盛、福沢諭吉などが表舞台から消え軍人勅諭、教育勅語などの武士道精神とは似て非なる思想に我々が混乱してしまったような気がします。
正義を貫き、悪を懲らしめることが武士たる者の勤めであり、どんなにひもじい思いをしても人間としての名誉を守るやせ我慢の生き方かもしれません。
そう言えば戦後にできた日本国憲法の前文にも日本国民としての名誉を云々がありました。我々日本人は2000年近い歴史を誰にも犯されることなく存続させてきたのだからまぁ名誉を持ってもいいような気がします。
もう少し頭を整理してまたいつか話してみたいと思います。ところで明日はヨットの艤装と潮干狩りに行ってきます。そのあとできれば花見もしたいと思うけど人数が少ないのでどうなるかわかりません。風さえ強く吹かなければセーリングもしたいのですが。
それではまた。