”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2010年07月14日 19時47分22秒 | Weblog
7月14日(水)雨

よく雨が降ります。これだけ降ればもうそろそろ梅雨が明けてもよさそうですがどうなのでしょうか?今週末ぐらいからは夏らしい天気になってほしいものです。

ところで最近僕は明治時代の偉人と言うか立派な方の本を現代語訳版で読んでいます。読んでいて思うことは現在の日本人みんなに読んで欲しいものです。日本における実業の祖「渋沢栄一」の「論語と算盤」は企業人としてあるべき姿を明確に示してくれます。利益を上げることと道徳を調和させることを現代人は忘れてしまっているような気がします。また「福沢諭吉」の「学問のすすめ」は国家と個人の関係を明確に述べるとともに、独立的精神を持つことの大切さを教えてくれます。これもまた現代人が忘れてしまっているこの国を守るのは自分達なのだと言う気概を思い起こさせてくれます。

先般の選挙にしても我々は文句を言うだけで、この国の将来を本当に考えている人がどれくらいいるのでしょうか?目先の損得だけで投票し、責任はすべて人のせいにする風潮にいつからなってしまったのでしょうか?確かに大きな政府が先回りして我々が知らなくても良いようにしてきてくれたのでしょうけど、高度成長が終った頃から無駄が目に付くようになってきたこととマスコミが揚げ足取りの批判ばかり報道して訳をわからなくしてしまったんじゃないでしょうか。世の中にはいろいろな意見があることは良いのですが、マスコミが自分達の考えは言わずにただ批判ばかりしているこの国はどうなって行くのか心配です。大日本帝国の恣意的な報道の反省からなのかもしれませんが、あまりにも世論を目先のことに向けさせすぎです。この国の借金は何百兆にもなっているのにみんな何とかしてくれると思っているのも問題です。

せめて国の借金が減傾向になるための政策を応援する姿勢と我々国民が辛抱することもあっていいような気がします。明治の人達の本を読んで、現在の僕たちは大いに見習う必要があると思いました。明治は開国に向けて若者を中心に真剣に考え行動した時代でした。そして現在はグローバル経済の中でどう自国のアイデンティティを確立していくかを考える時機だと思います。これからも平和で安全な豊かな国であり続けるために我々は何をして行けば良いのでしょうか。現代版の福沢諭吉のような人が出てきて啓蒙してほしいものです。

今日はちょっと真面目になりすぎました。こんな話はブログにふさわしくないですね。次回は方針転換します。ただ明治の人達の気概のようなものに感動してしまっただけです。
それではまた。
コメント
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