”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2012年05月14日 20時41分11秒 | Weblog

5月14日(月)晴

福山の火災は強烈でしたね。格安高速ツアーバスの事故といい、今回の格安ホテルの火災といい、自由化に悪乗りした経営者と安かろう悪かろうの消費者がこの国にははこびり過ぎているような気がします。設備投資の大きな事業はどうしても大資本にはかないません。すると設備投資を極端に抑え、低価格で勝負する経営者が出て来るのもうなずけます。しかしそうして生き残る人には別の問題もありそうな気がします。普通の善良な経営者ならきっと廃業してしまうか借金ばかりで乗っ取られてしまうのでしょうか。現代のビジネスは規模を大きくして、大きく儲けることが主流のようになっていますが、理想的なビジネスの形態はみんながそこそこに利益を出せる共栄的な社会のような気がします。

昔の商店街は現在シャッター商店街と化し、郊外の大規模な量販店ばかりになってきましたが、将来を考えた時に、規模は小さくても、親切でコミュニケーションが豊富なビジネスで成り立っている地域があっても良いような気がしました。どこかで行政が条例で大資本が入らないしくみを創り実験的に小規模な親切な人達による流通を活性化してみる試みも面白いと思いました。そんな消費を望んでいる住民も最近ではいるような気がしてなりません。どんな商売でも原点は信用だと思います。安かろう悪かろうに辟易としている世の中です。信用のおける店を持つことが我々消費者にも必要な時代になってきたような気がします。

自分が信用できる店をたくさん持てることが最近大事だと思うようになりました。安いだけで見知らぬ人から買うより、知っている人から確かな物を買うことが年齢を重ねた人の生き方かもしれません。それではまた。