5月15日(火)雨
今日は一日雨でした。沖縄が日本に復帰して40年と言うことですが、戦後生まれの本土の人達にとってはあまりアメリカ支配下にあったと思う人は少ないような気がします。きっと沖縄の人達にしかわからないと言うのが現実なのでしょう。我々はメディアを通して知識として知っていますが沖縄の人達の現実の思いはきっとわからないだろうと思います。みんなが以前からわかっていたなら40年前とはもっと変わっていたのかもしれません。交通が発達して交流が進むことによって同化してくることを考えると今後の40年はずっと変わってくるのかもしれません。
ところで40年後などと呑気に構えている状況ではないかもしれませんね。先進国と言われる欧米や日本は70年近く民主主義の元に平和に過ごして来ることができました。しかし、今ヨーロッパもアメリカも日本も今まで通りの生活を望んでいますが、そうならない現実の閉塞感に包まれてきています。ヨーロッパではやがて経済破綻を起こさざるを得ない状態になって来ました。多分日本も米国もいずれそうなりそうな予感です。もう民主主義では乗り切れないところに来ているのかもしれません。民衆に自制と生活の基盤を与えられる哲学が今求められているのかもしれません。その新しい哲学を推し進められる強いリーダーがいる国だけが次の時代に残って行くような気がする今日この頃です。きっと新しい哲学とは我々の将来に確かな夢を与え、そのために自制が要求されるようなものではないでしょうか?
戯言でした。それではまた。