7月29日(日)晴
7月27日(金)朝から1泊2日で御嶽山に登って来ました。昨日夜9時半に無事帰って来ました。今日は体が痛くてゆっくり休んでいました。40年ぶりに3000mを超える山に登ったのが自分でも驚きです。今回の登山旅行の顛末を順を追ってお話しましょう。
7月27日(金)
朝、名古屋駅で今回のメンバー4人と合流し、僕の車で木曽へと出発です。中津川で高速道路を降りて、国道を木曽福島に向かいました。途中、阿寺渓谷に寄り道、深い谷をどんどん上流に上がって行くと少し広い駐車場に出ます。金曜のせいか、車はほとんどいません。ここから先は歩いて渓谷沿いの道を進むのですが吊り橋から見る渓谷の水の綺麗なこと。日本にもこんな綺麗な清流があるのです。
ちょっと歩いただけで汗が噴き出てきますが、涼しい風がなんとも心地よい。流れの急なところで一休み。メンバーの三人は谷川の水を触りに。
阿寺渓谷と言う所は初めてでしたが、緑が深くて、水が綺麗で、しかも涼しい風に吹かれ、避暑としては最高の自然の恵みのような感じです。道中、人家も畑もなく、ただただ山の中に入って行くようなところでしたが、都会の喧騒から離れ、一人瞑想に耽る静かな時間を作ることができます。
阿寺渓谷を後に車は木曽福島の古い町並みに入り、有名な「くるまや」本店で名物の手打ちそばを食べ、次は開田高原です。あまり商業施設のない静かなところです。木曽馬が放牧されており、のどかな高原でした。
開田高原の後、御嶽登山口、田の原近くの宿、ペンション「しろがね」に。宿で遅れて出発した二人と合流。部屋にはクーラーもありませんが涼しいこと。窓を開けて寝ましたが午前3時に寒くて目が覚めました。
翌28日(土)
午前5時に宿を出発。登山口の駐車場にはもうたくさんの車が来ています。早速身支度を整え、登山口で、写真クラブの人(どこのだれかは知りませんが)にメンバー全員で記念撮影。
風は冷たいのですが、流れる汗は止まることがありません。岩場を一歩、一歩ゆっくり登って行きます。ウォーキングで準備は自分なりにしたのですが、結構きつい。リュックの荷物を分散してみんなに持ってもらい、あげくに頂上近くまでリュックも持ってもらいながら、なんとか3000mを超えるところまで来ました。一番高い標高3067mの剣が峰をバックにメンバーの記念撮影。
それから約40分、なんとか頂上まで辿り着きました。頂上では日本100名山登山の〆として登って来る予定の飯田夫妻を待つことに。そう我々は飯田夫妻の100名山達成のお祝いに駆け付けたことになっていたのです。飯田夫妻との同行登山はとてもついて行けそうもないので我々は2時間ほど早く出発して待つことにしたのです。
夫妻を囲んで頂上で記念撮影。
下りは大変でした。岩場の下りは足が痛くてたまりません。それでもなんとか無事下山することができました。40年前とはまったく違う体型で良く登りました。同行したメンバー6人には大変お世話になりました。それぞれ職場も仕事も違う知り合いだけど楽しい仲間達です。