8月25日(日)雨
昨日から静岡の田舎に行き、高校の同窓会に出席し、そのまま会場となったホテルに宿泊し、夜中の2時まで飲んで、飲んで、また飲んで、朝は温泉で汗を流し、帰って来ました。最近は毎年やっている同窓会ですが、一年ぶりになつかしいメンバーとの話は尽きません。そしていつも共通の話題となるのは親の介護の話です。自分と同じように東京から毎週介護に帰って来る友人やら認知症の母親と同居している友人の話を聞いて、みんなそれぞれの環境で悪戦苦闘しているようでした。自分も毎週のように名古屋から御殿場まで母親の様子を見に行っていますが、自分だけが特殊ではなく我々の年代はみんな同じような悩みを抱えているのがこの国の現状のようです。
戦争を潜り抜けた我々の親の世代は総じて長生きし、戦後生まれの我々は総じて年金を受給できる年齢までは頑張りながら高齢となった親の面倒を何とか見ようとしている訳ですが、その後はどうなるのでしょうか?多分我々世代は総じて現在の高齢者ほどは長く生きられないだろうし、介護を受けられるような恵まれた人も少ないかもしれません。まぁそれはしかたないことかもしれないけど、今の世の中はずっと便利になっているし、余暇の過ごし方のバリエーションもずっと豊富になったのでそれぞれがより自分らしく楽しめることを考えれば、あまりペシミスティックになる必要はないと思う。いやむしろ大いに楽しめる世代なのかもしれません。年に一度でもなつかしい仲間と会えるのも人生を楽しむ機会となっているような気がします。そんな意味で毎年いろいろな企画をしてくれる田舎の同級生達には感謝しなければなりません。
改めて、現在の自分にはヨットをやる仲間、ゴルフをやる仲間、ウォーキングや酒を飲む仲間等々いろいろな所にいろいろな仲間がいることはありがたいことです。たまたま良い仲間が周りにいることは単なる幸運な巡り合わせでしかありませんが、長く続けられたらいいなと思う今日この頃。
来週は火曜から北陸七尾、高岡、金沢に行ってきます。こちらも毎年富山の友人宅に泊めていただき、飲んでゴルフをしながら、ついでに小旅行を楽しんでいます。去年は「風の盆」でしたが今年は一人で日本百名城の一つ、七尾城跡を歩いてきます。できれば百名城のスタンプを押し忘れた金沢城も寄って来ようと思っています。