5月13日(金) 晴
久しぶりになりました。今週は名古屋に戻ったと思ったら、月曜の太極拳の練習中に母の転院に伴う手続きのため翌日の早朝に病院に来るよう連絡があり、新幹線で沼津の国立病院に。手続きを終え、母の病状の検査があり、その後医師の説明、手術のリスクを説明され同意書にサインして翌日早朝からの手術とあわただしい日々でした。田舎の家から電車とバスで1時間半かかるので、土砂降りの中8時までに病院に入るのは大変でした。約2時間の手術を終え、集中治療室に入ったためちょっと様子を見ただけだったので少々心配になりながらも面会できないと言うことで帰宅。田舎に帰ると建物共済やらの事務処理をすませる。翌12日も早朝から沼津の病院に行き面会。一応前日よりは顔色も良く、僕もわかったようなので一安心。ただもう一日集中治療室で様子を見ると言うことだったので母に名古屋に帰ると言うと「気を付けて帰れよ」と言う。自分が大変な状態なのに人の心配をする母にちょっと言葉がでなくなってしまった。もう少し居てあげたい心境だったけど、翌日(13日)は2年越しの薬草に関する名古屋市立大学の公開講座の予定なので帰って来た。
さてそして今日は薬草に関する講座と薬草園での実物を観賞。途中電話で母が集中治療室から一般病棟に移れるようになった報告を受け一安心。まだこれから約2週間のリハビリが必要だが一つの山は越えたので来週様子を見に行くことにした。
と言うことで少し安心して講座に専念することができた。
ちょっと無理したけど今回受講できていろいろ知りたかったことの取りかかりができたのは良かった。まぁ自然の草木の効用を知っておくことは人類の知恵の継承と言う意味で必要なことと思っているのでもっと多くの人が知るべきことのような気がする。現代は一握りの専門家が知っていれば済む時代ではあるが、サバイバルとしては非常に心もとないことのような気がしてならない。衣食住や医の基礎知識は誰もが基礎教養として若い世代に引き継いで行くべきこと。
偉そうなことを言ってしまったが我々が日常に見ている草木には知られざる効用があることを改めて知ることができた。また有毒な草木についても造詣を深めることができたと思う。
ジキタリスは綺麗な花ですが常人が服用したら非常に危険な植物です。
しゃくやく(芍薬)は「立てば芍薬、座れば牡丹」などと美人の形容に使われていますが立派な薬草。
その他我々に身近な植物のあれこれについてみんなに興味を持ってもらいたいものです。また何かの機会にブログに登場させたいと思います。