”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2018年08月22日 12時31分19秒 | Weblog

8月22日(水) 晴

また暑い日が戻ってきたようです。そして台風も立て続けに近づいているようです。まぁ動かずゆっくりしていろと言うことですかね。

ところで今日は違った考えをお互いに認め合うと言うことを考えてみました。それぞれの立場や育った環境によって考え方は違うものなのですが、とかく我々は自分が正しいと思ったことを絶対的に信じて、譲るとか妥協点を見出す努力をすることがありません。特に年を取るとその傾向が強くなるようです。自分が信じる正義が万人に共通のことだと思ってしまいがちです。まぁ自分もどちらかと言うとその傾向があります。
ところが最近読んでいた本の中に「ウサギとカメ」のイソップ童話をどのように解釈するかと言う話がありました。日本人は誰もがウサギは自分を過信して寝てしまってカメに負けてしまうので、どんなに力の差があると思っても油断してはいけない。一方カメの立場でコツコツと努力を続けていれば必ず成功するものです。とまぁ大概の人が解釈していると思います。

しかしある外国の人カメはアンフェアだと言う。ウサギが寝ている間に勝ったのだからフェアな勝負ではないと解釈する。また別のある国の人はカメは不親切だと言う。ウサギがもしかしたら病気で倒れているかもしれないのに黙ってそのまま通り過ぎて行くのは不親切だと解釈する。

これらの解釈はどれもある意味で正しくて、どれが一番正しいのかと聞かれればどれも正しいと言うほかありません。つまりいろいろな立場で色々な人が正しいことを行っている訳ですが、自分の方が正しいと誰もが言い出したらケンカになってしまいます。人間の歴史の中で争いが絶えないのはこう言ったことだと思う。要はお互いがお互いを認め合う心を持たないと平和と言うのは成立しないと言うことです。一方が互いの価値を認めたとしても相手が認めなければ結局は争いが生じてしまいます、こんなところに世界平和のむずかしさがあるような気がします。

コメント
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