アキバあたりに出掛ける時、JR ならば総武線各駅停車に乗るケースが多いわけでして。
見るともなくぼんやりと車窓を眺めておりますと、目につくのは風呂屋の煙突。
あー、あそこはまだ行ってないなー、行きたいなーなどと数えるそのうちのひとつがここ平井の吉野湯です。
きょうは津田沼の食べ放題でちょっとだけ食べて(笑)アキバ経由で両国のマーニー展へ。
夏休み明けで適度に空いていて、種田陽平氏の世界観を堪能できました。映画を御覧になられた方がありましたら、是非お薦めですよ!
さて帰り道、ちょっとテルマエへ行きたいなあ。行き掛けに気になった平井の煙突を見に行ってみるかな。
お祭りが近々あるみたいですね。
ちょっとスナップ写真を撮りながらぷらぷら向かいます。
5分ほど歩きますとこれが。
入り口には玉砂利がひいてあったりして、とてもお洒落。
中へ入ります。1969年(昭和44年)に建てられたそうで、味わいはありませんが小綺麗でなかなかよいかんじ。
フロントの大女将に湯銭460円を払いました。どうもわたしのお金の渡し方が悪かったようで、510円にお釣りを150円渡されそうになって慌てました。小賢しい渡し方をしてすみませんと謝り、50円いただいて脱衣所へ。
よく混んでます。中と外とでざっと20人くらい男湯は入っていますね。コインランドリーのせいで少し小さくなりましたが立派な坪庭が和ませてくれますね。
さて洗い場へ。正面のペンキ絵が新しい!「2014.7.28」のサインがある、オーソドックスな西伊豆と富士。中島絵師の作品と推察されます。ここは最近まで富山の景色とライトレールというひと味変わったペンキ絵だったそうですが、書き換えられたそれは至ってノーマルに。
ざっと洗って浴槽へ。L字に配置されたそれは左から「高温」と書かれた深湯、右二つは「常温」とあり、ジャグジーや岩盤浴が出来るようになっています。
最初にぬるい方へ。お!凄くお湯が軟らかくてあたりがいい!気持ちいい!
あとで大女将に伺いましたら、深度100メートルの深さから沸き出た井戸水を薪で温めてるそうで、道理でね!みたいな。
いろいろ入ると湯の質の違いがわかってきて面白いですよ。ここは最上位に近い気持ちよさです。
高温の方は46℃(!)を指していましたが、たぶんそんなにはない感じ。精々43℃くらいでしょうか。
これも非常に快適でして、しあわせ気分でいっぱいでございます。
カランは女湯側から7(6/6)6。
清潔感ある滑りにくい白いタイルも快適。ケロリン桶と椅子は普通ですね。
帰りがけ、いつものスタンプ帳に判子を押しながら大女将「あらあ、いろいろ入られてていいわねぇ、アタシはここ以外どこも知らないんだわ」いやいや大女将、ここだけ知っていれば人生大勝利ですよ。
ここは別格、特Aクラスです。