鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

片ボギー気動車をつくる 完成しました

2020-04-05 23:54:23 | 工作記録 津田沼第二工場



外出自粛が叫ばれる昨今、撮影にも、テルマエ巡りにも行けない日々。おかげで模型製作が進みます。何が幸いするかわかりません。
この模型は友人のツカガタ氏の作られた加悦鉄道キハ101を下敷きにしているのですが、ベースが日立電鉄サハ1101ということで、その味わいを生かしたフリーランスとなっております。
井笠鉄道あたりに昔あったように、鮮魚台は片側だけとしました。 南薩や別府に昔あった二軸のレールカーのような鮮魚台なしの前面にも惹かれました・・てのは言い訳で、前面裾のカットをやりたくなかったのかもしれませんw
その鮮魚台は、10年以上前に作った筑波キハ541風味から外され、長らく保管してあったモノを再利用しました。なので期せずしてバケット側だけ2個テールランプなのです。





車体はいろいろ考えて、GM朱色4号と西武アイボリーのツートンにクレオス513#ジャーマングレー/ドゥンケルグラウをエアブラシで。
下塗りにはいさみやのカラープライマーグレー、下回りとベンチレーターは塗装を兼ねてクレオスサーフェイサー1500黒を吹きました。
あ、そうそう小さなベンチレーターはキッチンの小型ガラベンを使いたかったのですが、手持ちが2つだけ・・・
普通のガラベンを削ってみたりしたのですが、なかなか気に入ったモノが出来ず。
ふと思いついて懐かしのクロスポイント地方私鉄タイプのランナーを探したら、小さなガラベンが入っておりましたよ!




車体そのものはちょっとデカくてアレですが、有意義なパーツがたくさん入っているので、また手に入れたいキットです(流石に再販してくれとは言えない)





シャープなエッチング‼︎このキット、ほんとは日立サハ1101という知る人ぞ知る車輌。
ベンチレーター三個というのは、種車に由来しています。気動車なのにドアステップがないのもちょっとアレですが、ハコになるまで電車にするつもりだったので。重加工を厭わなければ、加悦101のスケールも可能でしょう。




床下機器。鉄コレの04のエンジンにエアータンク。ブレーキシリンダーはGMの04用。燃料タンクはGM軽量客車の床下ランナーに入っていたパーツの高さを切り詰めています。
マフラーは以前書いたように0.8ミリ真鍮線から自作しました。









ナンバーはフリーなのでいろいろ悩みましたが、シンプルにキハ1としました。大昔のGM西武/キハ04用インレタから「キハ」と「1」を拾って貼り、今回検査表記などは見送っています。



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