いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

猫セミナー

2023-11-27 | 外部セミナー・研修会


土曜日は昼間コロナ予防ワクチン接種終わって
なんとなくだるい気がする中で
服部幸先生の猫セミナー聴講しました。

日常的にある猫の行動であって
飼い主にとっては困ったなぁという行動。



これは犬猫問わずどんな時でも考え方は同じで、
ねことしては当たり前の行動だということと
原因は病気か、環境の問題か。

どうすればいい?の先にあるのは、
やはり、病気を治すか、
猫が暮らしやすいように環境を変えてあげるか。

犬を知ること、猫を知ることが
なによりも大事っていうところに落ち着きますね。

実際猫と暮らすことを躊躇している人の中には
家具や壁で爪とぎをされたくない。
粗相をしたら困るから。という人は多いです。

我が家の場合は、確かに壁で爪とぎをされて
壁紙がはがれているところはあります。
そこで爪とぎをされないように
爪とぎしにくいようなつるつるした壁にすることより、
されてもいいような壁にすることを選択するかな。

そうやって猫らしく暮らせるようにみんな工夫してるよね。
犬や猫と暮らすって、多少は人側の不便があっても
折り合いをつけることで、
結果人も暮らしやすくなることだと思います。


猫セミナー

2023-10-24 | 外部セミナー・研修会
土曜日の夜は眠い目をこすりながらも
服部先生の猫セミナーを聴講しました。


今回のテーマはこちら
     ⇩

猫の病気で多いのは腎臓と言われているけれど、
リンパ腫というのも結構上位にあるそうです。
また、癌は血液検査では発見できないとのこと。
猫の腫瘍は、悪性の場合が多いとも言われています。

ピッチは腎臓と心臓が悪かったけれど、
腫瘍はなかったと思われます。
風ちゃんは心臓は大丈夫そうだけど、
腎臓は悪いと思われます。
血液検査をしてないけど、それでもわからないんだったら
どう見つければいいの?っていう話になりますよね。

日々暮らしていく中で、
いつもと違うなにかに敏感になることかな?
身体を触って、「あれ?」とか
食欲、排泄(特に下痢)やおう吐などに
アンテナを張っておくようにはしています。

みけちゃんの好酸球肉芽腫症候群もそれでみつけたし、
ふうちゃんが、毛をむしっている、食欲が落ちて、
体重も落ちているのは、なんだろう?とかね。

癌の治療もいろいろなアプローチがあり、
それぞれに得手不得手があるそうですし、
ねこのQOLが担保できることも重要ですしね。

あとは、記録しておくことですね。
ちょっと変わったことがあった時、
気になったことはノートに書いておくようにしています。
先生はかならず「その変化はいつから?」って聞きますよね。
「少し前」ではだめで、「何月何日」って言えるのが大事。
毎回聴講者の方が先生に質問するのですが、
具体的に書かれたコメントには先生も答えやすいようでした。

病気にならないことが一番だけど、
万が一なってしまったときに、
治療の選択肢のどれを取るってとき、
私としては一番は猫自身のQOLだなぁと思っています。

あと、一つ言えることは
人の場合と動物の場合とは違うってこと。
何を優先するかということですよ。




動物福祉市民講座 -5-  ペットの災害対策

2023-09-29 | 外部セミナー・研修会

先日聴講した市民講座の
もう一つのテーマはペットの災害対策でした。
講師は このテーマでは絶対にお話を聴きたい
NPO法人 アナイス代表 平井潤子先生


最近は、避難には3種類あって
自宅避難・分散避難・避難所避難となっています。

自宅避難: 自宅の崩壊などがなく、
      生活可能な場合は自宅を避難場所とする。
分散避難: 台風や集中豪雨のようにある程度予測可能な場合
      自宅から離れた親類や宿泊施設、高台の施設等に避難する。
避難所避難:地震など予測不可能な災害で、
      家など崩壊してしまった場合は避難所に。

また、最近では出先や職場などで被災した場合、
無理して自宅まで帰らないとも言われてます。

避難には、短期(集中豪雨や台風)と長期(大きな地震など)があり、
それぞれどうするかを話し合っておくことも大切です。

我が家は集合住宅なので、
自宅が崩壊して住めない状態でなければ
自宅避難と言われています。
避難所、拠点になっている小学校は、
近隣の戸建て住宅の方が集まったら
パンクするだろうと言われているからです。

集合住宅の場合は、自宅で避難生活と言っても
トイレの問題、必要な情報、物資は拠点まで取りに行く必要があるなど、
それはそれで大変かもしれません。
ペットも家に置いておける安心もあれば、
また余震や類焼火災など2次災害の心配もあると思います。

いろんなシチュエーションを想定して
防災を考えなければと改めて思いました。


ペット同行避難の定義は
ペットを飼養している人が災害時に 自宅等から避難する必要があるときは、
飼い主の自己責任の下でペットを連れ て避難する「同行避難」を推奨してきました。
「同行避難」は、災害時に自宅 等に留まることが危険だと判断した際に、
人とペット双方の被害を避けるため にペットを連れて行う
「避難行動」を意味します。


環境省 
ペットの災害対策
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/disaster.html

ペットの同行避難では、飼い主は地域の環境を壊すことなく
飼い主もペットも助かるために行動することが必要です。

そして、避難所では、飼い主たちは「飼い主の会」をつくり、
拠点運営委員会に協力して責任をもってペットの飼育、
避難所内の衛生管理をしなければならないし、
避難されたペットを飼っていない方々に対してはもちろん
動物福祉に配慮しながら飼い主とペットが「同居」や「すみわけ」の
検討をしなければなりません。とのこと。
また、避難所では動物たちの居場所は快適とは言えない場所が
振り分けられるかもしれません。暑さ寒さ、雨風対策等々
考えることは山ほどありそうですね。

なんにもない時に、準備をしておきましょう。

猫セミナー

2023-09-25 | 外部セミナー・研修会
昨日のテーマは
猫の認知症~自宅でしてあげられること~

充分当てはまる年代のふうちゃん

犬も猫も寿命が延びて
その分老化による病気も出てくるし、
認知障害もあって当たり前じゃないかと思います。

ピッチも亡くなる前には
関節炎や甲状腺機能亢進症、心臓病などがあったと思いますし、
認知障害も少なからずあったと思います。
(検査で確定診断されたわけでなく、
先生の触診や、猫の状況を診ての診断でしたけど)

年のせいでできなくなることも多いし、
どこかが痛くてもあるだろうし、
病気からというものもあるとのことでした。


ピッチもChoco.も
ありがちなトイレの失敗は
犬猫はそのままでよくて、
私たちが、掃除しやすいように、
環境を整えてその場をしのいでいました。

今18歳の風ちゃんは、
時々不適切な排泄があったり、グルーミングが不足していたり、
相応の状態はあります。
排泄については被害が広がらないように気をつけていますし、
グルーミングの代わりにブラッシングは頻繁にやるようにしています。
関節炎や腎臓病についてはサプリやホモトキタブレットでケア。
1か月に1回オゾン療法と触診、爪切り。
少しでも暮らしやすいように配慮しているつもりです。

私たち飼い主ができることは、
高齢猫に現れる変化は100%元通りになることはないけれど、
少しでもその子のQOLを確保することじゃないかしらね。
だから病気なのか、加齢によるものなのか「見極め」て
その子に合った対処法を考えてあげることだと思います。


動物福祉市民講座 -5-  家庭の獣医学

2023-09-22 | 外部セミナー・研修会


家庭の獣医学 佐伯 潤先生



私たちは獣医さんじゃないので、
愛犬、愛猫の治療はできないけれど、
ふだん元気な時との違いには気づきやすいと思います。
病院に行くか、様子見して大丈夫かなど、
緊急事態は、そうそうはないとのことでしたが、
でもこれは緊急事態!ということもあるので、
ポイントを知っていれば、なにかあったときに
慌てずにいられるかなぁとも思いました。


実は最近
ねこのお世話係の友人の愛猫が
よく鳴いて、寝られないと聞きました。
うちのピッチもそうだったことがあって
その時に甲状腺機能亢進症の症状だと
先生から言われたことがありました。
ピッチは腎臓や心臓も悪かったので、
それについては治療はしなかったんだけどね。

彼女はうるさく鳴くから叱ってしまうって
言ってたけど、もし病気からだったら
それはかわいそう。
なので、一度病院で診てもらったら?と言ったんだけど。
「考える」って返事。
飼い主さんのためでもあるんだけどなぁ。
うーん、もにょるなぁ。