いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

ねこセミナー #45

2024-09-22 | 外部セミナー・研修会
昨日の夜猫セミナー聴講しました。
今回は便秘のお話でした。

ふうちゃんイキミすぎて
おう吐することがあった。



うんちが出ないと言っても
原因はさまざまで、
単に便秘で済ませられないこともあるし、
素人判断で安易に下剤を使うことも要注意だなぁと思いました。

Choco.の犬ともは、便秘じゃなくて下痢だったけど
かかりつけの病院では大腸の癒着に気づかず、
心配した飼い主さんがセカンドオピニオンを受け
そこで、緊急手術になったそうです。
検査はしただろうに、なぜいろいろな可能性を
考えなかったんだろうかとちょっと疑問に思いました。

またふうちゃんみたいに高齢になると
食事も減ったり、運動量も減ったりで
便秘にはなりがちです。
今はふうちゃんはサイリウムをあげています。
これは水分を吸収してもちもちのうんちにしてくれるので、
実際にいいうんちが出て、おう吐もなくなりました。

便秘はヒトでも苦しいですもんね。
ウンチの状態にも気をつけてあげたいですね。


ウンチの状態を調べるのは、
ブリストルスケールというのがあります。
コロコロうんちは便秘に準じるそうですよ。


ねこセミナー #43

2024-08-18 | 外部セミナー・研修会
昨日の夜は服部先生のねこセミナーを聴講しました。


ねこごはんで私がよく聞く悩みは
・ドライしか食べない、ウェットフードしか食べない
・最初の1回は食べるけど、すぐに飽きて同じフードを食べない
・反対に、新しいものは食べない。(いつも同じフード)
・トッピングしか食べない
・トッピングしても食べない
があります。



我が家のふうちゃんの場合は
・高齢のためか完食できない
・フードの形や硬さによっては食べられないものがある
・ご飯量が足りているか不安
(シリンジでごはんを補給している)
などです。

犬なら好きじゃないものを出した場合、そのときに食べなくても
お腹がすいたら食べるでしょうで大丈夫な時もあります。
これは一般的に言われることですが、
猫はいろいろな原因から食べられない状態が続くと
重篤な病気を発症してしまいます。
それもあってのテーマだったと思います。
また、風ちゃんのような高齢猫の場合は
活動が衰えたり、病気があったりで
ごはんが食べられないと、結果必要カロリーも取れない
=余命にかかわってくる。ということがありますから、
やはり、猫が食べないとどうなるか
どうしたら食べてもらえるかを
知っておくことは大事だなと改めて思いました。

セミナーでは、
猫が食べ物に対してなにを重視しているか、
食べやすい工夫の仕方
獣医師に行くタイミング
などのお話もあり、とても参考になりました。

服部先生のセミナーは
とても分かりやすいですし、
論文等から情報更新もされていて
信頼できる内容なので継続的に聴講しています。
次回のテーマの発表が待ち遠しいです。



動物福祉市民講座

2024-08-14 | 外部セミナー・研修会
今さっきまた神奈川県西部を震源とする地震がありました。
災害対策が現実味を帯びてきている気がします。


家庭の獣医学~災害と日常の健康管理~
佐伯潤先生
帝京科学大学アニマルサイエンス学科教授/(公社)日本獣医師会 理事/
(公社)大阪府獣医師会 会長/くずのは動物病院 院長

ペットの災害対策に引き続き、聴講しました。
この講座の内容は公表できないので、
いままで私が学んだところから投稿しますね。

ふだんからペットたちの健康管理がなぜ大切かというと
ペットたちが健康に暮らすことはもちろんのこと
私たちにとっても無関係ではないからです。

(1975年、世界保健機関(WHO)では
「脊椎動物と人間の間で通常の状態で伝播しうる疾病(感染症)」と
定義付けをしています。)

以前シェルターメディスンの講座を受けた時、
避難所もシェルターと同じ。
しかもシェルターのように衛生管理ができにくい場所。
そのような場所では動物間の病気が蔓延しやすいわけです。
動物間だけでなく、人も同様衛生管理ができにくかったり、
体調も万全でなかったりと病気を予防する力が落ちているはずです。
ペットたちも同じと思うので予防できることはしておいてほしいです。

ふだんから予防できる病気については、
それぞれの生活に合った予防手段をとっておいてほしいです。
混合ワクチンを何種にするかなど。
狂犬病予防接種は絶対に飼い主の義務ですからね。
ワクチンと狂犬病予防接種の接種記録はどこでも見せられるように、
スマホで画像を保存しておくといいですよ。
畜犬登録票と済票はかならず犬の首輪に付ける。
家にいるときに首輪ごとはずす人が結構いるのですが、
万一の時のために登録票や迷子札をつけた首輪を
いつもつけてあげてくださいね。
迷子になった時にも首輪があれば捕まえやすいです。



川の氾濫や、市街地での浸水、土砂災害地での泥なども要注意です。
そういう場所で、釘やガラスを踏み抜いてしまったり、
手指を切ったり、とげをさしてしまったり、
できるだけ、準備するときにそうならない注意が必要ですよね。
靴の中敷きを踏み抜きしにくいものにするとか、
軍手より革の手袋にするとかね。
犬のシューズもあった方がいいかもです。
避難所に行く道歩かせるならなおさら。


横浜市地域防災拠点におけるペット災害対策(ダイジェスト版)  

避難所では、犬猫が苦手な方、
いろんな世代の方、いろんな持病のある方、
ふだんは健康であっても自分も皆さんも
精神的肉体的に疲労困憊な方ばかりです。
たぶんずっとザワザワしているでしょうし、
大きな声でお知らせがあるかもしれません。
そんなところに飼い主さんのそばだからと
犬や猫が落ち着いて静かにしていられるとは思えません。
吠えたと言っては叱られてばかりいたら犬だって飼い主だって
辛いですよね。
同室で避難は、なかなかハードルが高いと思います。

いつも言ってることですが、
ぶっつけ本番は絶対に無理ですから、
なんでもない時からコツコツと
練習しておいてくださいね。

クレートカバーもあるといいですよ




 

助かるためのトレーニング

2024-08-14 | 外部セミナー・研修会
昨日は動物福祉市民講座5
~ペットの災害対策~能登半島地震の発生をうけて
アナイス代表 平井潤子先生)
の講座を聴講しました。



ペットと暮らしている人は、
1.飼い主と家族が無事であること
2.1.ができた上で、ペットと一緒に避難できること

そのために平常時の準備がなにより大切になります。
準備というと備蓄に目が行くと思いますが、
発災したときに一番にやることは?
自分の身の安全と、ペットの身の安全ですよね。

ペットの身の安全に必要なものは、バリケン(クレート)のように
簡単に壊れない入れ物です。
Choco.の車載用のバリケン
本宅用の大型バリケン

今まで、防災イベントで飼い主さんたちに聞いたところでは
「サークルならある」か「何もない」が多かったです。
車に乗せるときにもクレートを使わずにだっこという人も多かったし、
それでなにも不便はないというのがその人たちの言い分でした。

もうひとつクレートトレーニングに対して
積極的になれないバイアスがかかっているとしたら
「かわいそう」なんじゃないかと思うんです。
クレートに入れるのはかわいそうとか、
飼い主と離すのはかわいそうとかね。

なぜ「かわいそう」かといえば、
クレートが犬にとって楽しい場所じゃないからですよね。
犬にとって「安全」かどうかなんか関係ないですから
クレートに入れると出せ出せと鳴きますもんね。

だったら、クレートトレーニングをして
クレートに入ることが嫌じゃなくなればいいはずなんですが、
飼い主さん自身がどうすればいいかわからなかったり、
途中で行き詰って頓挫してしまったり、じゃないでしょうか?

クレートトレーニングは一発勝負はムリなので、
日頃からクレートに親しめるように
置く場所、使い方など練習しておくのがいいです。
犬が自ら進んで入ることができて、
中でゆったりしていられることまでが
トレーニングです。

もちろんペット連れで避難所に行ったとき
ほとんどは、ペットは別の場所での管理になりますから
そこではペットと人双方の安全確保のために
係留だけというのは今はないはず。
全てクレートまたはケージで過ごすことになります。
そこでもクレートに入ってできれば落ち着いていられれば
犬にとっても飼い主にとっても安心ですよね。



同じ避難所にはひょっとしたらいつものお散歩仲間が一緒かも。
ペットを飼っている人たちで、日ごろからコミュニティーを作っておく。
⇒避難所では、日中用事があって不在になることが多いので
そんなときのためにも頼める人がいると安心ですね。

普段つながりのない人たちが
ストレスのある状態で集まってくるのが避難所です。
そこではペットをはじめ、子どもに不満が向かいがち。
そういう場所であることを踏まえても
愛犬のクレートトレーニングは大切だと思います。



ねこセミナー

2024-07-20 | 外部セミナー・研修会
今年の夏はとても暑くなりそう…ということで、
猫の熱中症についてWEBセミナーに参加しました。

犬はお散歩したり、外に係留されて飼われていたりで
熱中症になるリスクは大きいです。
飼い猫は家の中なので熱中症はないのでは?と言われますし、
私自身も「猫は家の中の涼しい場所を探すことができるから大丈夫」と思っていました。

でも実際は猫ならではの危険な場所もあり、
セミナーで教えていただけてほんとによかったです。



実は昨日のデリバリーで
いつもは1番にごはん、ごはんという子が
口呼吸していて、これは尋常でないと
すぐにちゅ~るに水を張って飲ませました。
なんとか飲んでくれたので
ごはんは、水分を考えて缶詰ごはんをと準備している間に
どこか行ってしまい、昨日はそのまま戻ってきませんでした。

おそとの猫は、季節の馴化がしやすく
涼しい場所に自由に行き来できるということで
熱中症になりにくい生活をしていると言われています。
ただ、どこかに閉じ込められてしまったりしたら
そこが高温多湿の場合は熱中症になってしまいます。
あの子の場合は熱中症か、病気かわかりませんが、
今日の夜また来てくれて安心させてほしいです。


後ろ側がふくちゃん(口呼吸だった子)と
グレシロちゃん