いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

環境省からガイドライン

2021-10-24 | 動物福祉・推進員活動

2019年に、
チャーリードッグスクールの真利子先生と
社会福祉施策と連携した多頭飼育対策に関する検討会 
第1回  第2回 を傍聴しました。
検討会のメンバーはこちら→
検討会での社会福祉と動物愛護管理の他機関連携が形になっていました。
(令和3年3月26日付)

多頭飼育問題の3つの影響:
 1.飼い主の生活状況の悪化
 2.動物の状態の悪化
 3.周辺の生活環境の悪化

 対策の3つの観点:
 1.飼い主の生活支援
 2.動物の飼育状況の改善
 3.周辺の生活環境の改善

多頭飼育問題は、単に動物の問題だけでなく、
飼い主であるヒトの問題であることが多く、
動物関係者だけでは対応が遅くなってしまいます。
それが官民を超えた多様な主体・関係者による
連携の重要性―連携なくして解決なし 
と言わしめる所以でもあります。
そして、問題になる前の予防や小さいうちの予兆の発見などについては
研修を受けた関係者の連携が重要になると思います。

たとえば推進員活動の中では、
のら猫に餌をあげて増えてしまったケースがとても多いです。
私たちは避妊去勢が最重要と思っていますが、
「どうしたらいいかわからない」が多いですし、
「気がついたら増えてしまって手術代が出せられない」ということもありました。
たいていはご近所から目をつけられてしまっているから
相談する人がいない=孤立してしまう。
そうなると、お腹を空かせる猫がかわいそうが先に立って
増えないようにしように目をつぶってしまいます。

保護団体のケースでは、過酷な多頭飼育崩壊現場での
動物たちの救出が多いです。

適正飼育の定義は単に数だけの問題でなく、
場所、人手、経済的、精神的なもの…など様々絡み合っているし、
飼育崩壊は1頭だけであっても起きてしまうので
単純なものではありません。
動物愛護系の方は、どうしても動物ファーストになりがちで
人に対して責め立ててしまうことも多いように思います。
でも、本当のところは
ヒトを救わなければ動物も救えないことになりますよね。
だから、いろいろな立場の多くの人の目がきっと道を開くのだと思います。

今でも多頭飼育崩壊のニュースはあちこちから聞こえてきます。
健全な人が適正な数の動物と幸せに暮らせることを願っています。

ハロウィンのアレンジ
真ん中にカボチャを置いてあるんだけど見えない…(笑)


~おまけ~
昨日はスマホが死んだ騒ぎで、あわててショップに行って
なんとか仮死状態であったことがわかり、
無事にキャリア変更をすませました。
引継ぎも大事なものは終わり、あとはアプリの移行を
チマチマやっているところです。

ショップでの手続きに時間がかかってしまったため、
家族が留守だった家は大惨事でした~。
とりあえず10枚ほどワイドシーツを取り替えて、
Choco.の足を洗ってなんとか済ませましたが…。
外出もままならないってことですかね…😭