毎日食卓に並ぶ肉、卵や乳製品などを
提供してくれる産業動物の福祉について聴講しました。
提供してくれる産業動物の福祉について聴講しました。
日本では低価格で安定供給されているタマゴですが、
近所のスーパーでは、10個168円くらいで売られています。
それに比べると平飼いの卵は6個で300円くらいです。
もちろんブランドのものは、もっと高価なものもあります。
家計を預かる身としてはありがたいことだと思っていました。
でもいつも安価で手に入るタマゴを産む鶏たちの環境を考えてみるとき
これでいいのかな?鶏たち本来の行動は出せているかな?と
考えるようになったのは、動物福祉を学ぶようになってからでした。
今回の講義では、イギリスでのRSPCAの取り組みについても
お話がありました。
動物福祉を考えた畜産では、
動物に恩恵があるわけですが、
同時に生産者にも恩恵がなければなかなか進められません。
もちろん消費者にもです。
今まで集約的畜産をしてきた生産者を
動物福祉の基準で飼育するように変えることは
短期間では難しいです。
でも、少しずつでも意識改革していってもらって
より心身ともに健康な動物を育てていただきたいと思います。
RSPCAと同様の基準で飼育された肉や卵は
日常的には手に入りにくいですが、
少しでも、動物に配慮された環境で育ったお肉や卵を
使って行こうと思っています。
発酵した堆肥を敷き詰めたバイオベッド
(パルシステムのこめ豚)
アニマルウェルフェアに賛同している農場
他にもあると思います。
アニマルウェルフェア(動物福祉)、豚肉、タマゴなどで
検索してみてくださいね。
白蝶草(ガウラ)