いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

推進員研修会 第4回

2017-02-17 | 動物福祉・推進員活動

昨日横浜市動物適正飼育推進員研修会に行ってきました。

今回は、活動の内容が犬が主な方と猫が主な方に分かれて部会。

そのあとで近隣区と意見交換会がありました。

私が参加した「犬部会」では、

1.春の行事の狂犬病予防接種について啓発

2.犬の苦情について

の2点でした。

1.横浜市犬の登録数は、およそ18万頭。登録していない犬については数の把握ができないが、

 たとえば、ドッグフード協会などの数字で推測すると30万頭くらいになるのでは。

 登録している犬のうち、接種済みは136千頭 登録数の76%弱

 WHOでは70~75%としているので、たぶんパンデミック化(流行病)の阻止には

 至らないと、危惧している。

 また、接種しただけで、済み票の受けない人もいるそうなので、実施数の把握も

 むずかしいそうです。

 狂犬病予防接種は、飼い主の義務ということの啓発をもっと進めないといけないですね。

 最近は、犬連れの旅行やドッグランなどで狂犬病予防接種、ワクチンの証明書が必要になって

 初めて打ったという人もいるらしい。

 ホテルでも証明書は必要としていながら、実際はチェックインの時にその確認がされないと

 いうこともあるということで、周知徹底が必要と言われていました。

 

2.苦情について、犬、猫ともに、およそ3,000件があり、

 犬の場合は、断トツ1位 散歩中の糞尿処理・放置

 2位 鳴き声、 3位 ノーリード だそうです。

 参加者でドッグトレーナーの方は、道に出てすぐにトイレを探してひっぱるわけだから、

 トイレは自宅または、自宅の庭でさせてあとは、マーキングもさせない。

 飼い主について歩く散歩…とおっしゃってたけど、

 他人の家の玄関でおしっこさせるとか…はたとえ水で流してもいい気持ちはしないから

 場所は選ぶけど。。。トイレは家で、散歩は運動っていう定義自体がどうよ?

 と思っている私です。

 

近隣区との情報交換では、やはりのらねこ関係のお話し終始。

戸塚区でも「推進員の枠以外ののらねこボラ」の募集を始めました。

やはり全区でまとまると、行政、獣医師会の協力も得られやすいかなと思いました。

 

動物のためだけでなく、私たちも含めて共生できる社会にしていきたいですね。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿