いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

吠えもコミュニケーション

2020-03-24 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
犬と暮らしている時に、先立つものがしつけだと、
犬との会話も楽しめなくなってしまいます。

犬のしつけって、「これをやってほしくない」ってことから始まってませんか?
Choco.と私の場合は、「吠えないでほしい」でした。

Choco.がなぜ吠えるか?
来たばかりの時のChoco.は「見るもの」「聞くもの」「動くもの」「動かないもの」
特に家の外ではちょっとしたことで吠える。でした。
私の中では「なんで?」「大したことないじゃん」って思うことばかりでしたから、
「わけわからん」でした。
そうなると、なんでもかんでも「吠えちゃダメ!」って言っちゃうわけですよ。
これって犬にとってはとても辛いことですよね。
Choco.の方こそ「わけわからん!」だったと思います。

これって犬にとっては暮らしにくいですよね~。
もともと「吠えて教える」お仕事用の犬だったんですもん。
つまり、吠えはChoco.にとってコミュニケーションなわけですよね。
もちろん、見るもの聞くものChoco.が「怖い」「気をつけろ!」
だっただけだったんですよ。
それに気づかされてからは、「今吠えたのは?」って考えて
Choco.の吠えになるべく落ち着いた声で応えるようにしました。
そうすると、長々と吠えることはなくなってきました。
(おやつは使いません。)

きっと、それだと毎度吠えるようになるって思うかもしれません。
でも、わたしたちだってどれだけおしゃべりしてるか?
一日黙っていなさいと言われても黙ってはいられませんよね。
そんな風にゆる~く考えてあげることと、「おしまい。」で吠え止むならば
それでよいのでは? 今はそう思っています。

Choco.は今も吠えるけれど、延々吠えたり、何にでも吠えたりしなくなり、
そんなに気にならなくなりました。
同時に、吠えそうなときにはあらかじめ対象物と距離をとるなど
吠えないでいられる環境設定もやっています。
犬だけに責任を押し付けることなく、
飼い主側の協力や配慮もとても大切です。



ただ、犬はコミュニケーションとして吠えただけのはずが、
飼い主がだまらせようとおやつを使ったがために、
吠えが強化されてしまう場合もあります。
そこは、気をつけた方がいいですよ~。


ソメイヨシノ
ミヤマザクラ







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