いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

犬の森の散トレって?

2023-10-28 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方

私が散トレに参加し始めて2年半たったころ
座学での学びの中に
当時300近い「お散歩トレーニング」のカテゴリーを
さかのぼって「お散歩トレーニングの目的」…という
記事をみつけて書いたものがありました。

犬が無理なく、犬と一緒にいることを受け入れられるようにすること
(パピーの犬慣れ・犬嫌いの犬のリハビリ)

飼い主さんが自分の犬だけでなく、他の犬も育てていこうという
心構えと経験を積む

飼い主さんのお散歩に対するトラウマをリハビリする
(自分の犬が攻撃的で、お散歩するのが怖くなった
自分の犬がビビりで、一人ではニッチモサッチモいかない、
一緒に歩いてくれる人が欲しいなど)

…と書かれていました。

わんこと飼い主さんともに心のリハビリのためのトレーニング。
飼い主さんが、自分の犬だけでなく、他の犬も育てていこうという
心構えと経験を積む

これをいつも心にとめていなければと改めて思いました。
なぜ、お散歩トレーニングなのか、なぜいろいろな犬種、
いろいろな年齢、いろいろな悩みがある飼い主と犬たち、
長く参加しているわんこと飼い主さん、
今日初めて参加したわんこと飼い主さんが
合同で歩くのか?

先生がちらっとおっしゃった、散トレの理想形は…
ずっとCDSでトレーニングし続けているわんこと
飼い主さんの中に新しいわんこと飼い主さんが
少数入って散トレをすること。

悩んでやっとの思いで来た方に
これも先生のFBの投稿ですが、

私が気を付けている教え方の一つに
「それはダメです」
ってその時行っていることに対するダメ出しをしないこと。
間違っていることを指摘しなければ理解できない、と?
いえ、ダメです、という教え方は行動自体を減らしてしまうんですよ。
だからそうそうゲームなの。犬に対してだけじゃない。 

そういう場なんです、散トレって。

普段のお散歩では、なにかと緊張する場面の多い人たちも
散トレの2時間は少なくとも緊張よりもリラックスして
自分たちにとってよい経験をたくさんすることができる。
そして、ほかのペアにも配慮ができる。
そういうホームとしての役割は、
こういう場だからこそできるのだなぁとあの頃から変わらず思っています。