いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

治すのは自分自身

2006年06月21日 | 身体と心
交通事故でアキレス腱断裂と足首の肉が
えぐれてしまい、以来その後遺症で
足首周辺の痛みや、感覚の麻痺、しびれなどに
悩んでいたそうです。

施術をし、動かしても問題の無いことを
体と本人に認識してもらう。
自己療法をアドバイス。

以来、よく実践しているうちにしだいに
動かせる範囲が広がり、皮膚の色もよくなり、
効果が自分自身感じられることで張り合いもあり
その自己療法を続けているそうです。

変化はゆっくり、わずかではあるでしょうが
確かに良くなっているのを感じるそうです。
そのわずかな変化を見逃さず、
以前と比較できることと、
その手法を諦めずに続けてやれることに
私は感心し、嬉しく思いました。

施術は単にその人の良くなるきっかけ、
施術者はその手助け。治すのは、その人自身。
そんな言葉が浮かんできます。

そんな方がたを施術してゆくことは私自身の
気持ちも引き締まります。
それだけ相手も真剣だからです。

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オスグットについて

2006年06月21日 | オスグット、成長痛、セーバー病
オスグットはよく成長痛といわれます。
それは小学校後半から、中学生にかけて発症が多いためのようです。
しかし、その症状は体の成長との関連は薄い。
先日の方のように20歳過ぎでも痛むし、
私も13歳から30歳近くまで痛んだ。
30すぎても、疲れたときは痛み、
40を過ぎた今はようやく痛みはない。

私の場合、23歳まで空手などをやっていたせいもあるが、
要は足の筋肉の疲れ、緊張です。
だからスポーツをする人に多い。

子供に多いのは骨が柔らかいためかと考えられる。
筋肉の停止部がそのオスグットで痛む部分であり、
緊張で縮まった筋肉がその部分を引っ張り骨を
引き剥がすように痛む。

成長が関わるとすれば、筋肉の成長が骨の成長より遅く、
筋肉の張力を増加するということも考えられるが、
その筋肉を施術で緊張を取れば多くは痛みがなくなるのを
考えれば、成長が大きな原因では無いといえる。

(私の場合、中学のとき、その盛り上がった骨に
穴を開けるという手術をうけた。
それは、いったい何の意味があったのだろう。)

スポーツをしていれば、脚の筋肉の緊張を起こすので
施術後も痛みがもどるのは考えられる。
(再発しない人もいます)
しかし、その痛みをとる施術や、自己療法でケアしてゆけば
スポーツを続けることは当然可能です。

また、体の使い方で脚の緊張を起こしやすい状態と、
緊張をさせにくい体の使い方を知ることも
必要と考えます。
スポーツ、運動も筋力だけあれば
よいのではないのですから。


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